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2020年東京五輪の開催に関連し、国内最大の規模を誇る東京ビッグサイトをはじめとする首都圏の大型展示場が五輪会場となり、期間中に限らず、前年の2019年からその他のイベントで使用できない恐れがある――以前にも何度か報道された、“2019−20年展示場問題”。コミックマーケットやモーターショーなど、さまざまなイベントが開催できなくなってしまう恐れもあり、心配するマンガ好きも多かったが、そんなマンガ好きたちをさらなる激震が襲った。
5日、同人誌・自費出版を主に行う印刷会社がTwitterで、「ビッグサイトがオリンピックによる使用停止期間を発表 東館・東新展示場='19/4〜'20/11 西館・拡張棟='20/4〜10」とつづり、話題は瞬く間に拡散。
単純計算で合計3回のコミックマーケットがビッグサイトで開催できないこととなるため、「コミケ終わった」「関西でやろう」「オリンピック、よそでやれないの? エンブレムもあれだし…」と気の早いマンガ好きたちからは、早速嘆きの声があがっている。果たして本当に使用停止が決まってしまったのか。
そこでビッグサイトに問い合わせたところ、「先日、施設を使用していただいている方々や関係者の皆さんに、そういった説明をさせていただいたのは事実です。ただ、使用停止が確定したわけではありません。現状はこうなっていますと、皆さんに説明させていただいた上で、今後どんな手法がとれるのか、検討・相談していこうという段階です」とのこと。
ツイート主も、“ビッグサイトからの意見公募に対して、回避策を採ってほしいと回答しました”とつづっているし、まだ関係各所とIOCなどとの協議は続いているのだろう。ここから使用停止が回避できるのか、それとも別会場へ移動となってしまうのか。各イベントの主催者や関係者たち、そしてビッグサイトにはぜひ頑張ってもらいたいものだ。
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