【アニメ漫画キャラの魅力】ハイテンションな気分屋!?梟谷が誇る最強スパイカー「木兎光太郎」の魅力『ハイキュー!!』

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2015年11月07日 11:11  キャラペディア

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『ハイキュー!!』は週刊少年ジャンプにて連載されている、高校バレーの魅力がギッシリと詰まった作品です。連載当初のキャッチフレーズは「劇的青春」。また、作中では敵味方校共に個性あふれるキャラクターが多数登場し、多くのファンを魅了しています。コミックスの他にも、ノベライズ(小説)や四コマ本も刊行されており、TVアニメ放映は第二期が、前後編形式でTVアニメの総集編が劇場映画として上映されました。また3DSゲームの他にも、バレーボールを題材にした新しいカードゲーム「バボカ」も発売されています。今回は、そんな『ハイキュー!!』から、烏野が「梟谷学園グループ」の合同合宿にて共に練習した、梟谷学園高校「木兎光太郎」の魅力についてご紹介させて頂きます。


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⇒木兎光太郎とは?(ハイキュー!!)
http://www.charapedia.jp/character/info/15616/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■超ハイテンションなエース

 「木兎光太郎(ぼくとこうたろう)」は、梟谷学園高校男子バレー部所属の三年生です。ポジションはウイングスパイカー(WS)、背番号は4番。部内ではエースであり主将でもあるのですが、どうやらチームは副主将の「赤葦」に任せっきりで、木兎は自身や他人の練習に付き合う方を優先しているようです。

 基本的に明るく、最近の“なやみ”は「・・・なやみって漢字でどう書くっけ??」なので、もしかしたら漢字以外の悩みはないのかもしれません・・・。そして、敵味方関係なく、自分の周りにいる人間全ての志気を上げノせてしまえる彼独特の雰囲気。それが木兎の魅力でもあります。

 しかし、弊害も多々発生しているようです・・・。いつもうるさい程のハイテンションで人の言葉を聞かず、自分の思ったまままっすぐに動く性質で、後先考えずに色々とやらかします。また、音駒の主将「黒尾」とは悪ノリ仲間でもあるようで、いつも彼らに絡まれている自チームの「赤葦」や烏野の「月島」からは、辟易気味どころかウザがられてさえいるようです・・・。

 とは言え、木兎の実力は突出しており、実は“全国で5本の指”に入る超実力派スパイカーなのです。ちなみに、どうして3本の指には入れないのか・・・?それは彼のスパイカーとしての技術や能力のせいではなく、どうやら木兎の性格そのものに原因の根本があるようです・・・。

■少々面倒くさい性格

 自由奔放な行動でバカ騒ぎ、色々と面倒な性格でもある木兎。気分にムラっ気が多く、浮き沈みも激しい為、一旦頭に血がのぼってしまうと冷静さを欠き、人の言葉や忠告を聞くことが出来なくなってしまいます。さらに、その状態で得意のスパイクが決められないと、「今日はもう俺にトスを上げるな」と試合中でも突然拗ねてしまう面倒臭さ・・・。梟谷メンバー曰く「出たー木兎の“しょぼくれモード”!!!」なのです。しかし、そんな状態でも梟谷メンバーは決して慌てることなく、使い物にならなくなった木兎は放っておき、「赤葦」を中心に淡々と試合を続けます。それどころか、木兎のムラっ気はいつもの事よと慣れっこ気味なメンバーは、むしろイキイキし始めるのが梟谷らしさとの事。

 しかし、木兎は根っからのスパイカー。そんなしょぼくれモードがいつまでも続くわけがありません。チームが自分抜きでも試合を続行していると、徐々にそわそわしだします(笑)。その様子を見たセッターの「赤葦」が、「オイシイところ」と称したトスを上げ、見事に木兎を復活させてしまうのです。そして追い討ちを掛けるように赤葦が部員へと目配せをし、「よっ!エースッ!」「カッコイーネ!」とおだてれば、いつものテンション以上にまで引き上げられてしまうのです。

 そう、木兎の性格を言い表すのなら「面倒」で「単純」。梟谷は木兎が引っ張っているように見えますが、実はその逆。メンバー全員で木兎を引っ張るチーム。つまり木兎は、皆をグイグイ牽引する長男タイプかと思いきや、わがまま気分屋の末っ子タイプだったのです。梟谷は木兎がいなくても強豪と互角に戦える力があり、木兎が加わる事で強豪に勝てるチームになるのです。つまり木兎は良しにつけ悪しきにつけ、ある意味“起爆剤”のような魅力を持つ人物やもしれません。

■超実力派スパイカー

 色々と面倒な木兎ではありますが、やはりそこは“全国で5本の指”に入るスパイカー。どうやら努力も並大抵ではないようです。際限なく続けられるスパイクの練習量は、誰も付き合いたくない程。さらに向上心もとても強く、他選手のプレイーに感化され、常にそれを自分でも試せないかと考えているようです。また、己の琴線に触れた者に対しては、持ちうる技や情報、時には自身の叙事さえ惜しみなく話し、教えてもくれます(そのせいで自チームがピンチになりましたが・・・)。いつも思い付きで動いてしまう木兎ですが、他者に与えるその影響力はとても大きいようです。


■“その瞬間”が有るか無いかだ

 誰よりも練習し、スパイクを磨き、試合で相手を打ち崩す快感、賞賛の歓声・・・、“その瞬間”を知ってしまった「木兎光太郎」は、これからもさらにバレーにのめり込んで行くに違いありません。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:高塔(キャラペディア公式ライター)

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