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【未来予想図2020】将来こうなっていて欲しい!吉田由美が語る「女性目線で見た次世代自動車」

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2015年11月07日 23:10  FUTURUS

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※ 前回の記事はこちら 【未来予想図2020】自動運転で婚活男子ピンチ!? 吉田由美が語る自動運転の是非 http://nge.jp/2015/11/04/post-122150

政府が昨年4月に閣議決定したエネルギー基本計画によると、2030年までに新車販売に占める“次世代自動車”の割合を5〜7割にすることを目指すとしている。

その中で、本年度内の施策として電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、クリーンディーゼル車、圧縮天然ガス車(CNG)の導入促進を通じた初期需要の創出や、燃料電池車(FCV)の市場投入、4大都市圏を中心とした水素ステーションの先行整備などをあげている。

そうした背景には2008年7月の北海道洞爺湖サミットで議長国を務めた日本が低炭素社会を目指し、2050年までの長期目標として、温室効果ガス排出量を現状から60〜80%削減することを目標に掲げていることがある。

これを受け、自動車各社が“次世代自動車”の開発に余念が無い状況となっている。

女性目線で「2020年の次世代自動車」に望むこと

そこで本稿では先回の“自動運転の是非”に続き、仕事柄PHVやクリーンディーゼル車、EVなどに試乗する機会が多い、カーライフエッセイストの吉田由美氏に女性目線による“2020年の次世代自動車”への要望について伺った。

Yumi_Yoshida

まず最初に伺ったのは「個人的な好みで“次世代自動車”の中からクルマを選ぶとしたらどれになる?」というもので、質問に対して吉田氏は次のように語った。

<現時点で言えば最も現実的なのはクリーンディーゼル車ですね。

私の場合、長距離を走るので、1台のクルマで全てを賄おうとすると、日本全国何処でも安心して給油できるクリーンディーゼル車に魅力を感じます。>

やはりクルマ選びはエネルギー確保の容易さと経済性に尽きるようだ。

加えて、豊かな低速トルクによる加速性能の良さや、ガソリン車と大差無くなったキャビンの静粛性を理由にあげた。

一方、2020年時点での“次世代自動車”については、絞り込みづらいと語っている。

<5年後となると、他の“次世代自動車”もインフラ共々進化するので、現時点で絞り込むのは結構難しいですね。

EVの場合、急速充電器の国内設置数が3,000基を越えたとは言え、常に“充電”を意識していなければならないストレスが有るため、バッテリーの高容量化が実現するまでは、PHVが現実的かと思います。>

「自宅の100Vコンセントで充電したい」

加えて吉田氏にはEV、PHVに対するハッキリとした要望が有るようだ。

<自宅で充電する場合、急速充電器は勿論のこと、200V電源を自宅に備えるのは大きな出費に繋がるため、是非とも通常の家庭用100Vコンセントで直接充電できるようにして欲しいです。>

EVの販売が当初計画よりも伸びていない理由として、一般的にあげられている“航続距離”や“充電時間”などの課題に加え、家庭用コンセントで充電できるできないというのは、結構なハードルになっているようだ。

実現するには新たな技術開発が必要になりそうだが、もし通常の家庭用コンセントから比較的短時間に充電が可能になれば、EVやPHVの販売にもかなり弾みがつくことだろう。

HONDA

一方、FCVの場合は、ガソリン車と遜色無い航続距離や水素燃料のクイックチャージがウリだが、現時点では普及過渡期でまだ販売台数が少ないこともあり、水素供給ステーションの営業時間が短かかったり、土日が休業だったりする。そもそも水素補給ステーションの数自体限られたものだ。

水素供給ステーションの建設に伴う費用が膨大で、国の推進によって追い風が吹いているとはいえ、現時点でのインフラ整備にはまだ時間がかかりそうだ。

そこでアイデア女子、吉田氏の女性目線による提案は続く。

「水素添加剤」でFCVの航続距離アップ!

その提案とはFCVの水素補給に関するもので、走行中に水素が減った際に小型の“ジェルボール”洗剤のような濃縮水素添加剤を水素タンクに投入するというもの。

トヨタ『MIRAI』やホンダのFCV『CLARITY』では、車載している高圧水素タンクに、水素ディスペンサーから高圧化した水素を供給する方式をとっているが、例えばこれをタクシーのLPG(液化プロパンガス)のように水素を液化して搭載できれば、車両の水素注入孔から濃縮水素添加剤を投入することも可能になるかもしれない。

予め“ジェルボール”化された濃縮水素添加剤を水素供給スタンド等で購入しておき、いざという時にポンッと注入孔に投入すれば、“1粒で300m”走れるグリコよろしく、“1粒で300km”航続距離が伸びるという斬新なアイデアだ。

勿論、これにも水素の常温液化技術などの開発が必要となるが、何事もニーズありきで商品開発されて来た現状を考えれば、案外、数十年後には絵空事ではなかったりするかもしれない。

以上、2回に渡り、カーライフエッセイスト吉田由美氏との対談をお届けした訳だが、男性目線からは思いもつかない女性ならではの発想が飛び出すなど、新鮮かつ刺激的なインタビューとなった。

【取材協力】

※ 吉田由美

【参考・画像】

※ 環境省「次世代自動車ガイドブック2014」

※ TOYOTA FCV PLUS – TOYOTA Global Newsroom

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