【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第7話(前半)「俺と噂されるの嫌?」

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2015年11月08日 11:30  キャラペディア

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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]

■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?


●第7話(前半)「俺と噂されるの嫌?」


健「うじうじしててかわいいな、巴」

彩「も、もういいんじゃないでしょうか」

健「なにが?」

彩「せ、先輩が自分の反応をみるのが楽しい、のはわかりましたけど、さすがに、そろそろ・・・。自分も仕事をしないといけないですし、ほ、ほら、他の人も来るかもしれないですし」

健「こないと思うけど」

彩「いえ、て、テスト期間中はいつも以上に図書室の利用者が増えるんです。あ、本を借りる人はそこまでいませんが、が、学習テーブルで勉強する人、とか。インターネットでいろいろ検索する人とか」

健「そうなんだ?」

彩「むしろ、まだ先輩しかきてないのはおかしいと言いますか・・・とても、珍しいです」

健「でもまぁ、こないと思うよ」

彩「え、な、なんで・・・」

健「図書室の中見回したら、あんた以外誰もいなかったから鍵閉めちゃった」

彩「・・・え、な、んでそんなこと」

健「鍵閉まってるだけなら、誰かが訝しんで開けようとするかもしれないから、ついでに閉鎖中の札もだしておいたよ」

彩「だ、だしておいたよって、ど、どうしてそんな勝手なこと・・・」

健「あんたとさ、ふたりで話したかったんだよ。誰かいるところじゃ、あんたはこんなに話してくれなかっただろうし。ほら、あんたは知らないかもしれないけど、俺これでも有名人だから、誰かしらに声をかけられたかもしれない」

彩「せ、先輩の意図がわかりません」

健「話したかったんだよ、あんたとふたりきりでね」

彩「おかしいです、こ、こんなの・・・」

健「やっぱり逃げたい? 俺から」

彩「今のでその気持ちがもっと強くなりました・・・か、鍵開けてきてもいいですか?だ、誰か利用したくて待ってるかもしれない」

健「いいけど大丈夫?」

彩「え・・・」

健「利用したい誰かっていうのが図書室のすぐ近くにいて、鍵を開けにきたあんたと、俺だけが中にいるのみたらどう思うかな?」

彩「せ、先輩がい、いたずらで鍵かけたんだってい、言いますから」

健「言える? 知らない奴に誤解されずにきっぱりと」

彩「い、言いますよ・・・へ、変な噂立てられたくない、ので」

健「俺は別に噂されてもいいけどなぁ」

彩「自分がこま、困ります・・・」

健「俺と噂されるの嫌?」


【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]第7話(後半)へ続く


●出演キャラクター

工藤健(くどうけん)17歳:高校生
巴彩(ともえあや)16歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三月涼
男性声優:内野真世
女性声優:澤江まゆき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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