限定公開( 2 )
昨年2014年の夏に起きた東京都議会のセクハラやじ問題はまだ記憶に新しいですね。当時は国内だけでなく、海外にも広く批判的に報道されました。今年8月6日に全国フェミニスト議員連盟は、女性議員の52%が「セクハラを受けたことがある」というアンケート結果を公表しました。
回答した143人のうち、セクハラを受けたことがあると答えたのは74人。その内容は、身体接触が14件、ひわいな発言が8件、身体的特徴への言及が7件だったそうです。
■ セクシャルハラスメントの種類
職場におけるセクシャルハラスメントには「対価型」と「環境型」があります。
|
|
■ セクシャルハラスメント撲滅のためにすべきこと
|
|
必ずしも女性だけが被害者とは限りませんが、ハラスメントの言動を受けた時は本人に伝えることもそうですし、出来なければ1人で抱え込まずに信頼できる人に相談しましょう。言われる方にも問題があるという言われ方をすることもありますが、それは事実を受け入れられない側の被害者への責任転嫁のように感じます。
また、無視や無関心もハラスメントを助長することになりかねませんので、ハラスメントの現場に居合わせた、あるいは相談された時は他人事と捉えず被害者をサポートすべく行動しましょう。
[執筆:高橋 雅美(心理カウンセラー), 2015年11月9日]
【参考】
※ 『朝日新聞デジタル』「女性地方議員の半数がセクハラ経験 女性議員連盟が調査」2015年8月6日
※ 厚生労働省「職場におけるセクシャルハラスメント」の種類
※ 写真:すなべしょう / PIXTA、本文とは関係ありません
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 BagnaCauda Co., Ltd. / TOUCHPOINT.inc 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。
がん検診「PET検査」のメリット(写真:TBS NEWS DIG)11
同僚が大人の発達障害だったら? ミスを責めても事態は好転しない トラブル防止は本人の対策と周囲のサポートから(写真:まいどなニュース)18