これがあれば、モバイルバッテリーを持ち歩く必要はなくなる。いや、財布を忘れなければ、の話だけど。
アメリカのNomad Goodsという会社が、モバイルバッテリーを内蔵した財布を発表し、先行予約を受け付けている。11月15日には発売するという。
財布の背にバッテリーを搭載
『Wallet for iPhone』というこの製品。まぁ、名前は「財布」そのものなんだけど、見ためもほぼ、通常の二つ折り財布そのままだ。サイズも通常の二つ折り財布とほぼ変わらないという。
しかし、二つ折りにする背の部分にコンパクトなリチウムイオン電池と基盤を内蔵し、モバイルバッテリーとしても使用できる。
電池の容量は2,400mAh。
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iPhone 6sをフル充電することが可能だ。通常の二つ折り財布もそれなりに厚みがあるが、バッテリーはその厚みを増やすことはないため、財布が厚くなることはない。
ちょうど折る部分の内側に、Lightningケーブルを内蔵している。ちゃんとAppleの認証を受けた製品になっている。
サイズは、高さ95mm×幅125mm×厚さ25mm。重量は2400mAh。
このWalletそのものは、マイクロUSBを使って充電する。電池部分は強度の高いアルミケースで、ポリカーボネイトのエンドキャップが装着される。
財布本体は黒いサフィアーノ・レザーだ。
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これならかさばらずに携帯できる
スマートフォンの登場以来、電池切れはなかなか解決できない大きな問題だ。
モバイルバッテリーを単体で持ち歩いているひとも多いだろうが、それもまた嵩張るしわずらわしい。
しかし、この財布兼モバイルバッテリーを使えば、荷物の量を増やさずに済む。
最近はスーツケースやバッグなど、モバイルバッテリーを内蔵したものが増えているが、財布こそ常に持ち歩くものなので、モバイルバッテリーと兼用できればメリットは大きいかもしれない。
価格は99.99ドル。11月14日までは79.99ドルで購入できる。
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【参考・画像】
※ Tools for the modern nomad – Nomad
※ Press – Nomad