【冴え女シリーズ(7)】[根暗な私に先輩は眩しすぎる]第8話(後半)「嘘なんかじゃない」

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2015年11月11日 08:11  キャラペディア

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【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]

■作品概要
いつも一人で過ごしている空気のような存在の「彩」。ひとりが好きな「彩」は、いつも教室や図書室で本を読んで過ごしていた。ある日の放課後、図書室の貸し出しカウンターで作業をしていると、学校の有名人「健」が現れ「俺、あんたに興味があるんだよな!」と爽やかに告げられる。両極端なふたりに恋は芽生える?


●第8話(後半)「嘘なんかじゃない」


彩「あ、あの顔?」

健「棚に本を一冊一冊丁寧に入れながらさ、愛しいって顔してた。重い本を持って楽しそうに委員会の仕事をしてた。ああ、好きなんだなってあんなの誰にだってわかる。俺それを見てたらあんたから目が離せなくなってさ」

彩「そ、そんなあからさまでしたか?」

健「あからさまもあからさま。他の奴らが作業としてめんどくさそうにやってる事を、あんたは心の底から好きだからって感じにやってた。俺もサッカーやってる時に、工藤はいつも楽しそうとか言われた事は何度かあったけど、その比じゃない。そんな顔見続けたらさ、気づいたらあんたのその顔、自分に向けさせたいって思うようになってた」

彩「え・・・」

健「本に嫉妬してさ、俺よりどんだけ魅力的なんだよってムカっとしたんだよね。心が狭い奴って思われても仕方ないと思う。でもそう考えたらいてもたってもいられなくなってさ。あんたに興味があって、あんたに会いたくてここにきたのは嘘なんかじゃない。本心も本心。俺はあんたに俺を意識してほしいんだ」

彩「そ、そんなのもう意識して、ます。せ、先輩がぐいぐいくるから、ちゃ、ちゃんと名前と顔だって覚えました」

健「それじゃあ足りないんだよ。今日、本の話をしてた時にしてた顔を、俺に向けてほしいんだ」

彩「じ、自分がどんな顔してたかなんて、わ、わかりません!」

健「試しににこぉって笑ってみてよ」

彩「え、む、むりです・・・」

健「やる前から無理とか言わないでさ。簡単だって。 ほら、にこぉ〜」

彩「に、にこ?」

健「違う・・・そんな引き攣った笑みじゃなくて」

彩「だから無理だって言ったじゃないですか・・・楽しいことも無いのに笑えないです」

健「じゃああんたのお得意な妄想でもしてさ」

彩「そ、想像です!」

健「手伝ってやるから、むにぃ〜っと」

彩「ひふぇんふぁい、やへへふああい!」

健「ははは、あんた面白い顔になってる」

彩「いたぁ、せ、先輩がむ、無理やり、ほっぺた引っ張ったんじゃないですかっ」

健「引っ張ってわかったけど、あんた肉付きないなぁ。引っ張り心地がよくないというか、もっと飯食ったほうがいいと思うぞ」

彩「引っ張り心地って・・・放っておいてください・・・」

健「とにかく、あんたがあの顔を俺に向けてくれるまで、俺帰らないから」

彩「た、退室時間は守ってください・・・」


【冴え女シリーズ(7)】[- 根暗な私に先輩は眩しすぎる -]第9話(前半)へ続く


●出演キャラクター

工藤健(くどうけん)17歳:高校生
巴彩(ともえあや)16歳:高校生

●声優および制作クリエイター

シナリオ:久潟椎奈
イラスト:三月涼
男性声優:内野真世
女性声優:澤江まゆき

●アプリ概要

様々なシチュエーション、たくさんのイケメン&イケボ男性との1時間のオリジナルラブストーリー(ボイス&アニメーションドラマ)を集めた、女子のための図書館、もしくは映画館のようなラブドラマアニメーションアプリです。

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