こだわりのビール党に!自宅でクラフトビールが作れる夢のマシン「Pico」

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2015年11月11日 22:10  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

“若者のビール離れ”がまことしやかに囁かれ、『ビール類』の出荷量も長期的に右肩下がりになりつつあるなか、小規模ながら成長を続けている『クラフトビール』。

小さなビール醸造所で職人が丹精込めて造っているビールを差し、その個性的でバリエーション豊かな味わいは着実にファン層を拡大し、飲食店や酒販店で見る機会も多くなっている。

最近では、渋谷で人気の『宇田川カフェ』が手がける『シブヤビール』がクラウドファンディングや様々なコラボレーションを通じて話題になるなど、『クラフトビール』の活躍は個性豊かだ。

そんなクラフトビールが手軽に家で作れるという装置が『Kickstarter』で公開され、こだわりのあるビール好きから熱い支持を集めている。

家の中で作りたての「クラフトビール」を楽しむ

こうしたビール造りが盛んなアメリカのビール醸造家協会によると、『クラフトビール』とは、「小規模で、独立しており、かつ伝統的な醸造所によって作られるもの」と定義されるという。

今回、そんな本場アメリカのワシントン州シアトルに拠点を置くPicoBrew Incが発表したのが『Pico』というマシンだ。

『Pico』は完全オートマチックで、家の中にいながらプロフェッショナルな質の『クラフトビール』が楽しめる装置。

同社が以前に開発し、特許を取得した『Zymatic』という製品をよりコンパクトにした『Pico』。

世界中の『クラフトビール』ブルワリーが手がけた、『PicoPak』と呼ばれる材料のキットを使って、5リットル分のビールが簡単に作れるということだ。

 ビールは自分好みにパーソナライズすることも可能

ビール造りに必要なのは、装置のほかに水だけ。

『Pico』の内部に材料と水を入れ、2時間かけて醸造したら、樽で発酵させる。その後、一晩炭酸ガスを飽和させたら飲みごろのビールが完成する。

ビールの味や苦さなどは調節できるので、自分好みにパーソナライズした味を楽しむことができそうだ。

取り上げた米メディアの反応も上々のようで、「これまでに挑戦したどんなホームビールからも大きな前進」、「ビールの3Dプリンター」といった評価が挙がっている。

なお、『PicoPak』は同社のマーケットプレイスからも入手できる。様々な個性的な味わいのビールを試してみるのも面白そうだ。

現在、『PicoPak』が1セット込みで$559ドルから入手可能だ。

市販されている商品には満足できない、というビール通の人はぜひ一度チェックしてみては。

【参考・画像】

※ Pico – Craft Beer at Home

※ Pico Media Resources – PicoBrew

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