女性の4人に3人が冷え性を自覚!寒さ本場の季節を前に、どんな対策が効果的?

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2015年11月12日 12:10  QLife(キューライフ)

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年代によって異なる女性の冷え性の原因

 冷え性の人には、つらい季節がやって来ました。手足の先が冷たくなるだけでなく、肩が凝ったり足がむくんだり・・・。マイコール株式会社が20代から60代の女性1,000人を対象に実施した調査では、じつに4人に3人が冷え性を自覚していることがわかりました。

 年代別では、20代の76%、30代の75%が自分は冷え性と回答。20代と30代に冷え性が多い原因について、株式会社グローバルスポーツ医学研究所の山賀奈津子さんは、大学生や社会人になると運動量が減ってしまい、筋肉量も減って身体が熱を作らなくなったため、と説明します。

 また40代から50代では、ストレスによる肩凝りや、更年期障害で自律神経が乱れることで体温調節が難しくなり、冷えを訴える人が増える一方、60代以降のシニアは慢性的な冷え、特に手足の冷えに悩まされるなど、年代によって悩みやその原因が変化するようです。

大きな筋肉を意識して動かして「使える筋肉」に

 多くの女性が悩む辛い冷え。どのように対処したらよいのでしょうか。山賀さんによると、なんとなく身体の調子が悪い時は、手を当てて安心できる部位や気持ちの良い部位を温めてみるのがよいとのこと。たとえば、寒気を感じた時に二の腕をさすりたくなったら二の腕を、お腹を抱えたくなったらお腹を温めるのがお勧めです。そして、温めて気持ちの良い時間だけ、温めるのもポイントといいます。

 また、大きな筋肉を意識して動かすことも有効です。血液やリンパ液を押し流して、熱を産出する筋ポンプの働きをするのがお尻や太もも、ふくらはぎなどが大きな筋肉。普段の生活で、ただ歩くだけでなく、これらの筋肉を意識して動かすと、「使える筋肉」に変わり熱を生み出しやすい身体になるとのことです。

 気象庁の発表によると、今年の冬は東・西日本と沖縄・奄美は平年に比べ気温が高い見込みです。とはいえ、冷えに悩む女性を苦しめる季節までもう少し。自身の冷えがどのような原因で起こっているのか考え、個々人にあった対策でつらい冬を乗り越えましょう。(林 渉和子)

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  • 男性も”冷え性”の人はいます。友人の”てのりぞう”がそうで会うたびオレの表面から体熱を奪おうとします。こういう人は、血行不良、運動不足、筋肉量低下が原因かも。
    • イイネ!1
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