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貧乏ゆすりは身体に「よい」

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2015年11月12日 14:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

「長時間座ったまま」のデメリットを貧乏ゆすりが解消?

 現代のサラリーマンや学生のなかには一日中パソコンの前で座ったまま時間を過ごす人が少なくありません。「座りっぱなしは、健康によくない」というイメージがありますが、これは既に医学的にも多くの研究で証明されています。しかもそれは「運動習慣があるか否か」に関係ない、つまり「私は座る時間が長いけれども、そのぶん、運動もキチンとしているから大丈夫」とは言えないこともわかっています。(Biswas A et, al. Ann Intern Med. 2015 Jan)

 ところが「貧乏ゆすり」癖があると、話は違うようです。脚を常時そわそわと小刻みに動かす動作は、「貧乏」と名に付いているとおりエチケット上では好ましくないとされていますね。実は他の国でも「貧乏ゆすり」をする人は珍しくありません。英語ではjitteringとかfidgetingと呼ばれ、「貧乏」というニュアンスはないものの、お行儀が悪い動作とされているのは同じです。

 ただし見方を変えると、この貧乏ゆすりは「脚を軽く運動し続けている」とも言えます。この「軽い運動」メリットが、「長時間座ったまま」というデメリットを打ち消したり上回っている可能性がわかりました。

貧乏ゆすりを「する人」と「しない人」、12年後の死亡率で比べてみると・・・

 ロンドン大学の研究者によるコホート研究(特定の集団を対象として長期的に経過追跡する疫学的な調査手法)で、37〜78歳の女性1.3万人を対象に約12年間の追跡調査をした結果です。「貧乏ゆすりをする人」「貧乏ゆすりをしない人」に分けて12年後の死亡率を比較したところ、「貧乏ゆすりしない人」が長時間座る生活をしていると(1日7時間以上)、座る時間が短い人(1日5時間未満)よりも、死亡率が30%も高くなっていました。ところが、「貧乏ゆすりをする人」の群ではそのような傾向がなく、逆に、やや長い時間座る生活をしている人(1日5〜6時間)の方が、座位時間が短い人より、死亡率が37%も低いという結果が出たのです。(Gareth H-Johnson et, al. American Journal of Preventive Med. 2015 Sept)

 小刻みに脚を動かすことが、カロリー消費に役立っている?血液の循環に良い?はたまたストレスを解消してリラックスさせる効果がある?この研究では、健康寄与へのメカニズム解明までは到達していませんが、少なくとも今後は貧乏ゆすりしている人を目にしても、眉をしかめずに「身体にイイことしているなあ」と朗らかに見てみてはいかがでしょう!(QLife編集部)

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このニュースに関するつぶやき

  • 貧乏ゆすりって貧乏人が寒さで震えてるイメージだけどもともとは借金取りが債務者に対してがたがた威圧するためにしてる行為じゃねえのか? あん?コラ
    • イイネ!1
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