仕事も恋愛もうまくいくかは髪の状態次第!?
「髪は女の命」とは、古くから使われてきた言葉です。でも実際のところ、女性はどう思っているのでしょう。花王株式会社のアンケート調査では、髪がパサつく、乾燥する、まとまりにくいなど、髪の調子が悪い時に、なんと94%もの女性がネガティブな気持ちになることがわかりました。
調査では、28歳から39歳の働く女性104人に、自分が理想とする髪の状態でないときの気持ちを聞きました。すると、91%が「気分・テンションが上がらない」、84%が「自分に自信が持てなくなる」、71%が「憂鬱な気持ちになる」と回答。
「恋愛において消極的な気持ちになる」という人も65%と多く、「1日中気になって仕事が手につかない」人が3割も。髪の状態は、気分だけでなく行動も左右するほどで、女性にとってはプライベートと仕事の両方に影響を与えるとても重要な要素といえそうです。
ヘアケアは「楽しみながらする」ことが大切
この結果について、心理カウンセラーの塚越友子氏は「ハロー効果」によるものと解説。1つの欠点を見つけてしまうと、関係のないものまで評価が歪められてしまう心理作用のことで、髪のせいで仕事もデートもうまくいかないと思い込み、気持ちが下がってしまうというのです。
塚越氏は、手の込んだヘアスタイルなど外面を飾るだけでは心は満たされないと指摘。ヘアケアを通して自分を労り、慈しむことが重要だと言います。心がほぐされれば、自然と心も前向きになり、「明日はもっときれいになろう」という意欲が湧いてくるのです。
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ヘアケアをする時に大切なのは、「楽しみながらする」ということ。「面倒だけど仕方なくやっている」という心理状態では、疲れは癒されません。まずは、自分が楽しんでできるへアケア方法を見つけて、それを毎日続けることから始めてみてはいかがでしょうか。(下玉利 尚明)
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