レアル・マドリードでプレーするC・ロナウド [写真]=Getty Imagesレアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、同クラブを率いるラファエル・ベニテス監督を批判したようだ。15日付のスペイン紙『アス』が報じている。
同紙によるとC・ロナウドは、リーガ・エスパニョーラ第11節のセビージャ戦前にレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長に対し、「ベニテスが監督ではタイトルは獲れない。どんな試合も勝てない」と訴え、同監督を痛烈に批判したという。
一方で、ペレス会長はC・ロナウドがチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節のパリ・サンジェルマン戦で、相手チームを率いるローラン・ブラン監督と会話したことや、移籍をほのめかす発言をしたことをよく思っていないようだ。「誰かと契約解除するなら、まずC・ロナウドを手放そう」とクラブ幹部の一人に話したと伝えられている。
今シーズン、同会長や指揮官との不仲説も報じられるC・ロナウドにはプレミアリーグ復帰やMLS(メジャーリーグ・サッカー)への移籍など様々な噂が飛び交っており、今後レアル・マドリードを退団する可能性も考えられる。
現在55歳のベニテス監督は、レアル・マドリードの下部組織で指揮官としてのキャリアを始め、これまでバレンシアやリヴァプールなどを率いた経験を持つ。2013年からはナポリで指揮を執っており、今年6月レアル・マドリードの監督に就任した。