「画面真っ暗でよくわからん…」“黒塗り”アニメ『テラフォーマーズ リベンジ』は、無事にリベンジできるのか

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2015年11月16日 21:11  おたぽる

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おたぽる

『テラフォーマーズ リベンジ』公式サイトより。

 去年10月期に放送され、酷評が相次いだTVアニメ『テラフォーマーズ』の続編が、来年4月より放送されることが決定。タイトルが『テラフォーマーズ リベンジ』と何やら意味深なものになっているが、前作で失望したファンからは「リベンジは不可能」という声が上がっており、すでに雲行きが怪しい。



 貴家悠氏&橘賢一氏により、「週刊ヤングジャンプ」で連載中の『テラフォーマーズ』(共に集英社)。火星を舞台にした同作は、昆虫の力を持った人間と人型ゴキブリ・テラフォーマーズが壮絶な戦いを繰り広げる、単行本累計1,300万部超のSFマンガである。来年4月には監督・三池崇史氏、主演・伊藤英明による実写映画の公開も控えている同作が、再びTVアニメとして蘇る。



 前回放送されたTVアニメでは、原作の残虐シーンをぶち壊すかのような黒塗り放送が話題を集め、原作ファンからは「黒塗りだらけで何やってるかすら不明」「規制するにしても、あまりに雑すぎる」「グロ要素あるのは知ってただろ。最初から黒塗りでやろうとしていたなら、その罪は重い」など、お叱りの声が噴出した。



「そんな失敗、2度とするものか!」とも受け取れる、気合いを入れたタイトル『テラフォーマーズ リベンジ』。同作ではタイトルだけでなく、主要スタッフも監督・浜崎博嗣氏から『ぬらりひょんの孫 〜千年魔京〜』や『桜蘭高校ホスト部』など、多くの作品に携わってきたアニメーター・福田道生氏に、キャラクターデザインを筱雅律氏&木村智氏から、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の碇谷敦氏&『AKB0048』の相澤伽月氏に、シリーズ構成もヤスカワショウゴ氏から『俺、ツインテールになります。』の荒川稔久氏に、それぞれ変更している。ただ、「声優だけは豪華」と言われていたキャスト陣は、細谷佳正、木内秀信、伊藤静など、前回から引き継ぐ形となった。リベンジに向け、万全の体制を整えたのだろう。



 しかし、『テラフォーマーズ リベンジ』放送発表が行われても、「前作の酷さに対してのリベンジってこと?」「リベンジは無理だろ」「正直、スタッフ変えたからって良くなるもんでもないと思う。原作自体があまりアニメに向いてない」「どうせ戦いの最中に、虫の解説と過去回想ばかりなんだろ。誰がやっても、大して変わらないよ」「原作も人気ガタ落ちなのに、爆死アニメの2期とか死にたいのかよ」「『トランスフォーマー/リベンジ』のパクリ」などなど、いい声はまるで上がらない。



 さらに、やはりというか「暗い画面はやめてほしい」「暗い画面のバトルおんりー」「画面真っ暗でよくわからんアニメ。ストーリーが進まない」「画面2/3以上真っ黒に塗り潰すくらいなら最初から放映するな!馬鹿にしてんのか!?」「●」と、前作の黒塗りという黒歴史は消せないようだ。



 アニメ2期も実写映画も、去年のTVアニメの失敗を見事リベンジしてほしいものだが、1度失った信頼を再び取り戻すのは難しいようだ。


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  • 確かに前作は黒塗りばっかりだったなぁ(笑) #テラフォーマーズ
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