ITやスマホを活用し、いつでもどこでもRIZAPの指導を受けられるようになるかも?

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2015年11月18日 23:00  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

たるんだ体をなんとかせねば。

そう思いつつも、多くの人が自分の体型を思う用にコントロールできない。だから、専属のトレーナーが運動や栄養の指導をしてくれるRIZAPが注目されるのだろう。香取慎吾や赤井英和、生島ヒロシといった著名人がCMに出演し、途切れることなく話題になっている。

RIZAPは全国に多数の店舗を展開しているが、それでも場所的あるいは時間的な理由で通えないという人も多いだろう。

ところが、この問題はネットで解決されるかもしれない。

RIZAP株式会社とその親会社である健康コーポレーション株式会社が、ソフトバンク株式会社とヘルスケア領域の分野で協業し、新たなビジネスモデルを創造すると発表したからだ。

この合意によって、RIZAPが持つ運動指導や栄養指導のノウハウを、ソフトバンクのIT・通信技術と組み合わせたヘルスケアサービスとして提供するとしている。

遠隔地にRIZAPのサービスを提供するビジネスモデル

つまり、ソフトバンクが提供するIT・通信技術を活用する事で、RIZAPの指導を遠隔地の自宅や職場などでも、気軽に受けられるようになるかもしれないという話しだ。

ただ、そのサービス内容はまだ具体的には決まっておらず、これから開発されるという。リリースは2016年の春を目指す。

とはいえ、このサービスの概要については3つの特徴として発表されている。

一つ目は、RIZAPのサービスをインターネットを活用して遠隔地でも気軽に受けられる“ヘルスケア領域におけるオムニチャネルサービス”なる新しいビジネスモデルの提供だという。

これは、残りの2つの特徴を含めた概念のようだ。

二つ目は、ヘルスケアデバイスの共同開発と活用だ。

これは、ソフトバンクが得意としている技術を応用し、スマートフォンとウェアラブルデバイスをユーザーの体組成計や活動計として活用しようということだ。

これらのデバイスから取得したユーザー情報を元に、RIZAPのトレーナーが個別指導を行えるようになるのではないだろうか。

三つ目は、ヘルスケアビッグデータの解析と活用だ。

既に、RIZAPにはヘルスケアビッグデータが蓄積されている。これをソフトバンクのプラットフォームを活用して解析し、ユーザーの健康管理に役立てるということになるのだろう。

3社の連携は「結果にコミットする」か

ソフトバンクは、以前からスマートフォンとウェアラブルデバイスを活用したヘルスケア領域に注目していたという。

そこにソフトとしてRIZAPのサービスが搭載されることになるのだと考えられる。

今回発表された、3社連携による新しいサービスが開発されて提供されるようになれば、いつでも何処でも気軽にRIZAPの指導を受けられるようになるかもしれない。

さて、3社の連携は、“結果にコミットする”(←妙な日本語というツッコミは無しで)ことはできるだろうか。

【参考・画像】

※ ヘルスケアとICT領域における新サービスの共同開発の合意について – ソフトバンク

※ 当社及びRIZAP株式会社と、ソフトバンク株式会社とのヘルスケアとICT領域における新サービス共同開発の合意に関するお知らせ – 健康コーポレーション株式会社のプレスリリース

※ BeautyStockPhoto / Shutterstock

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