ジダン氏、クロースを大絶賛「ドイツ人だなんて信じられない」

レアル・マドリードOBであるジネディーヌ・ジダン氏が、同クラブに所属するドイツ代表MFトニ・クロースを絶賛した。18日付のドイツ誌『スポーツビルト』が報じた。

　現在、レアル・マドリードのセカンドチームを率いているジダン氏は同誌のインタビューで、「クロースはレアルの歴史に名を刻めるか？」という質問に対し、「そのために我々は彼を獲得したんだ。彼のことは大好きだよ。彼は長くバイエルンにいたけど、レアルにも長くいてくれるといいね。レアルにとって欠かせない選手だし、パーフェクトな存在だ」と、チームにとって必要不可欠な存在であると話した。

　さらに続けて、「彼がレアルに来て以来、試合内容は変わった。彼はドイツのフットボールに慣れていて、スペインがドイツとは違うということを我々はわかっていたが、すぐに適応してくれた。彼がドイツ人だなんて信じられないね」と笑いながらチームに馴染むスピードの早さに驚嘆の声を上げた。

　これに対し、クロースは自身の公式ツイッターで、「ありがとう、ジズー（ジダン氏の愛称）。大きなモチベーションになるよ」と、感謝の言葉で返答している。

　レアル・マドリードは21日に行われるリーガ・エスパニョール第12節で、ホームにバルセロナを迎えての今シーズン初の“クラシコ”に臨む。