小栗旬VS猟奇殺人鬼「カエル男」、大友啓史が『ミュージアム』映画化

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2015年11月25日 10:00  CINRA.NET

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左から小栗旬、『ミュージアム』1巻表紙、大友啓史監督 ©巴亮介/講談社 ©2016映画「ミュージアム」製作委員会
映画『ミュージアム』が、2016年に全国で公開される。

同作は、2013年から『ヤングマガジン』で連載された巴亮介の同名漫画が原作。「ドッグフードの刑」「母の痛みを知りましょうの刑」などと書かれた謎のメモを残し、雨の日にだけ残虐な猟奇殺人を繰り返す「カエル男」と、カエル男に狙われた妻子を守ろうと奮闘する警視庁捜査一課の刑事・沢村久志を描くサイコスリラーだ。

カエル男を追う主人公の沢村を演じるのは小栗旬。監督はドラマ『ちゅらさん』『ハゲタカ』『龍馬伝』や、映画『るろうに剣心』シリーズなどを手掛けた大友啓史が担当する。同作は11月8日にクランクインし、現在撮影中。


■小栗旬のコメント
漫画を読みきった時、本当に嫌な気持ちになりました。しかし、昨今このような理解し難い事件が起こり、遠い現実ではない気がします。何故、これを今突きつけるのか、どのように届けるべきなのか、初めて参加させてもらう大友監督のもと、共に探せたらと思っています。皆さんと一緒に考えられる作品になればと全力で演じさせていただきます。

■大友啓史監督のコメント
こんなに得体の知れない怖さを感じる漫画は初めて読みました。まったく思いもよらないところから、不意に顔の見えない何かが襲い掛かってくる。今まで蓄積してきたものが、一瞬にして台無しにされてしまう。現代社会に巣食う、誰もが共有するそんな漠とした不安を、原作はヒリヒリ、ジリジリと炙り出しています。同時代性あふれるこの素材をどう料理するのか。もっとも仕事をしてみたかった俳優の一人、小栗旬君と共に、大きく深く呼吸をしながら取り組みたいと思います。

■巴亮介のコメント
自分が描いたモノが映画になるなんて夢のようで、さらには大好きで何度も観ている『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを握ってくださり、そのうえ僕が学生時代からドラマや映画の第一線を走り続けている、日本を代表する俳優の小栗旬さんが主演してくださるなんて信じられない話です。今から完成がとても楽しみでわくわくしています。監督さん俳優さんスタッフさん、作品に携わる多くの皆様に心より感謝です。

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