都市などの新しい移動手段として注目されている、パーソナルモビリティ。
電動で動く立ち乗りや1〜2人乗り車両のことで、一番有名なのはアメリカで開発されたセグウェイ。日本でも、最近トヨタの『Winglet』やホンダの『UNI-CUB』などがよく話題に上がるので、ご存じの方も多いだろう。
小型=省スペース、電動=CO2排出ゼロ。環境問題や渋滞解消など、様々な問題解決に役立つ次世代の乗り物として注目されているのだ。
で、電動車といえば、中国もかなり力を入れている国のひとつ。数多くの電気自動車メーカーが立ち上がり、様々なモデルをリリースしている。
そんな中国のナインボット社から、『第9回 大阪モーターショー(12/4〜12/7・インテックス大阪で開催)』に一台の超小型モビリティが初上陸する。
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『Ninebot mini Pro(ナインボット・ミニ・プロ)』がそれだ。
軽くて操作も楽
同社がすでにリリースしている『Ninebot』シリーズの第三弾となるこのモデルは、他モデルと同様に、基本的には立ち乗り電動2輪車。
ハンドルがある『Ninebot E』より小型で、一輪車のNinebot Oneより乗りやすい、ちょうど3モデルの中間にあたる機種だ。
フレームにマグネシウム合金を使うことで、車体重量は約12.8kgと超軽量。しかも、高い剛性も確保している。
サイズは、全長262×全福546×全高611〜866(各mm)で、クルマのトランクに入れて持ち運びもできるほどコンパクトだ。
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操作はとても簡単で、ステップに両足を載せて前に体重移動すれば前進、後ろへの体重移動でバックする。左右の回転も、ステップを曲がりたい方向に傾ければ自在に方向転換してくれる。
出力2,100wの電動モーターを搭載し、最高速度は約18km/hを発揮する。バッテリーの充電時間は約4時間で、一回の充電で走れる距離は約30kmだ。
スマホでリモートコントロールもOK
『Ninebot mini Pro』の凄いところは、ライダーに合わせて学習することだ。
体重センサーやスピードセンサー、電流センサーなどにより、ライダー個々人の走行データを分析し、その人に最も合った車体制御などを行うことで、操作性や安全性を向上させるのだ。
また、スマートフォンをBluetoothで連携させれば、リモートコントロールも可能。離れた場所から自分の近くまで、自動で走ってきたり、ラジコンカーのように操縦を楽しむこともできる。
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日本では、こういったモデルはまだ公道走行ができないが、レジャーなどで楽しむには最高に楽しそう。
カラーはホワイトとブラックの2色から選べる。価格は150,000円だ。
気になる方は、公式ホームページをチェックするか、関西地区の方なら大阪モーターショーでぜひ実車を見てみてはいかがだろう。
【参考・画像】
※ 立ち乗り電動二輪車「Ninebot mini Pro」(ナインボット・ミニ プロ)発売! – @Press
【動画】
※ Ninebot mini pro プロモーションムービー – YouTube