アメリカで情報番組に出演する女性気象予報士達が同一のドレスを着用していることが話題になっている。ドレスは放送局が定める厳しい衣装コードをクリアしている上、テレビ映りも良く、低価格という点が女性気象予報士から支持を得て、業界内で"衣装かぶり"が続出するという珍現象が起きている。
米気象レポーター内で珍現象の画像を拡大
あるネットユーザーが、複数の女性気象予報士が同じドレスを着用している姿を集めたコラージュ画像をSNSに投稿し、バイラル的に拡散。コラージュ画像では40人以上の気象予報士が赤や青と色は違うものの同一のペンシルドレスを着用している。
実際にドレスを着用した気象予報士の1人であるShelby Haysは、IT系ウェブサイト「Tech Insider」の取材に対し「柄や袖の長さ、色など様々な面において女性気象予報士の衣装コードはとても厳しく、衣装選びに悩む気象予報士が多い」と職業ならではの悩みを吐露。約1か月前、同業者の情報交換場として使われているフェイスブックのグループ内で同ドレスの写真が投稿され、数名がアマゾンで購入して以降「ドレスを着た時の映りの良さ」がグループ内で評判を呼び、"かぶり"が続出する現象に至ったという。ドレスはアマゾンで23ドル(約2,800円)で販売されていたが、現在は在庫切れになっている。