膨大な数のモノクロ写真で都市の地図を再構築、写真家・西野壮平展

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2015年12月01日 21:10  CINRA.NET

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Diorama Map Tokyo 2014 Courtesy of Michael Hoppen Gallery ©Sohei Nishino
西野壮平の個展『Action Drawing: Diorama Maps and New Work』が、2016年1月17日まで東京・六本木のIMA galleryで開催されている。

西野壮平は、様々な都市を異なるアングルからモノクロフィルムで撮影した膨大な数の写真をコラージュし、1枚の地図のような作品を作り上げる『Diorama Map』シリーズの制作を続ける写真家。2005年に『キヤノン写真新世紀』優秀賞を受賞して以降、国内外での個展や東京都写真美術館、ロンドンのサーチギャラリーをはじめとする様々なグループ展などで作品を発表し、2016年にはアメリカ・サンフランシスコ近代美術館で個展を行なう予定だ。

『Action Drawing: Diorama Maps and New Work』展では、『Diorama Map』シリーズから2004年と2014年に制作された『東京』、新作の『ヨハネスブルグ』を展示するほか、キューバ・ハバナで撮影された写真を使ったギャラリーでの公開制作を実施。さらに西野が自身の日々の移動を可視化することを試みた新シリーズ『Day Drawing』が初公開される。

また、会期中は11月2日に刊行された西野の初写真集『TOKYO』の刊行記念イベントや、西野と鈴木ヒラクのトークイベント、GOLIGAとのコラボレーションによるオンラインプロジェクト『CITIES』といった様々な関連企画が行われる。詳しくはIMA CONCEPT STOREのオフィシャルサイトをチェックしよう。
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