【アニメ漫画キャラの魅力】無口で優しい四龍の末っ子!青龍「シンア」の魅力とは?『暁のヨナ』

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2015年12月02日 09:50  キャラペディア

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高華王国の姫である「ヨナ」は、従兄で幼馴染、そして初恋の相手でもある「スウォン」に父を殺され、同じく幼馴染であった将軍の「ハク」と共に城から逃げ出します。「ヨナ」は逃げた先で神官と出会い、その神官の勧めで高華王国に古くから伝わる神話の「四龍」を探し、力を貸してもらう事に。

 四龍とは、右手に龍の力を宿した白龍、目に龍の力を宿した青龍、右足に龍の力を宿した緑龍、不死身の体を持った黄龍の四人の事を言います。今回ご紹介させて頂く「シンア」は青龍。四龍の末っ子ポジションにいる可愛い男の子です。身長が180cmもあり、面をつけた見た目に“可愛らしさ”はないようにも思えますが、その所作がとにかく可愛くてほんわかします。


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⇒シンアとは?(暁のヨナ)
http://www.charapedia.jp/character/info/11827/


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■無口ながらも優しい行動

 青龍が暮らしていた村の人々は、「青龍の目を見ると石になる」という迷信を信じていました。そのため、青龍は生まれた時から面をつけられ、先代の青龍の元で育ちます。「シンア」の母は彼を産んですぐに自害したそう。それほどまでに、村の人々の青龍に対する恐怖の感情は大きかったといえます。そんな環境で育ったため、シンアには話し相手がほとんどおらず、彼が無口な性格になったのもそれが原因かもしれません・・・。

 その無口さゆえに初めは誤解されることも多いですが、青龍の村で迷っていた「ヨナ」の手を引いて元の道まで案内したり、つけていた面が外れた時に村人を怯えさせないようにとすぐに目を閉じたり、その行動から彼の優しさを感じられるのではないでしょうか。「ヨナ」が一人になった時に、さり気なく「アオ」という名前のリスをヨナの元に向かわせる描写もありました。優しいだけでなく細やかな配慮も出来る、そんな性格も彼の魅力のひとつだと思います。

■アオの存在

 「シンア」が連れているリスには「アオ」という名前がついていますが、これには由来があります。シンアを育てた先代青龍の名前が「アオ」だったのです。先代青龍「アオ」は粗暴で厳しくかなり恐い男。しかし、その言葉の端々から自分と同じ青龍である「シンア」を気遣っているのが伝わってきます。

 「アオ」は強すぎる目の力を使うのを嫌っており、「目の力を使わないの?」と聞いた「シンア」を怒鳴りつけます。一瞬「アオ」の手が「シンア」の首を絞めているようにも見えましたが、実際には「シンア」が苦しくないように顎を持ち上げているだけでした。また、先に歩いている「アオ」を「シンア」が「待って」と追いかけ転んでも、アオは構わずに歩き続けます。しかし、左手だけは「シンア」が握れるように差し出していました。笑顔になって「アオ」に走り寄り、その左手を掴んだ「シンア」と同じくらい、視聴者も「アオ」の事が好きになったのではないでしょうか。

 龍の力は、次の龍が生まれるとその龍にどんどん力が移っていく仕組みになっています。そして、先代の龍は力をすべて失うと死んでしまいます・・・。アオは自身の目が完全に見えなくなった時、狂ったように嗤いながら「俺は人間だ!」と歓喜の声をあげました。しかし、その後「シンア」に向かって泣きながら「お前を独りにしてごめんな」と謝ります。幼い「シンア」は何もいう事が出来ず、アオが「見えなくてもお前がどこにいるのか分かる」と褒めてくれた鈴を鳴らします。仲が良いとは決していえない関係でしたが、それでもお互いを大切にしていた事が伝わってくるシーンでした。「アオ」がいなければ、今の「シンア」のさり気ない優しさは無かったのかもしれません。

■天然な行動

 「シンア」はずっと村の奥に閉じこもっており、村人との交流も少なかったためか、時々突拍子もない行動をする事があります。白龍である「キジャ」に、「これからは私を兄と思え」と言われると突然走り出して川に飛び込み、掴んだ魚を「キジャ」に差し出します。きっとキジャの言葉が嬉しくてお礼を言おうとしたのでしょう。服を着たまま川に入ったせいで、シンアは寒さに震えてしまいました。悶えずにはいられない可愛さです。

 一行は「ヨナ」の事を「姫さん」「姫様」「ヨナちゃん」などと呼んでいたのですが、「シンア」は仲間になってすぐに「ヨナ」と呼び捨てにし、仲間に衝撃を与えます。しかし、当の「シンア」は彼らがなぜ衝撃を受けたのか分からずにぼんやり。天然だからこそなしえる暴挙にあたふたする仲間たち。見ていてニヤニヤが止まりません。

 『暁のヨナ』はまだまだ連載中です。無口なのでなかなか目立たない「シンア」ですが、これからもっともっとその魅力を私達に魅せてくれるハズです。今後の彼の活躍を期待したいと思います。


【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:なー(キャラペディア公式ライター)

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