紙の診察券情報を取り込む！スマホが歯科の診察券になるアプリ「デジタル診察券」

『エンパワーヘルスケア』がリリースした『デジタル診察券』というアプリに、紙の診察券の情報を取り込むことができる新機能が追加された。

最近では磁気カードだけではなく、ICチップを内蔵した診察券を採用する病院が増えているが、大規模な総合病院以外ではまだまだ紙製の診察券が主流となっており、そこに着目したのが今回ご紹介する『デジタル診察券』の新機能となっている。

膨大なデータベースからピッタリの病院をピックアップ

まず、この『デジタル診察券』はどのようなアプリかというと、歯科のデータベースから都道府県や市区町村、駅などを指定することで歯科の情報をピックアップ。

その中から自分に合った病院や歯科の予約や受付ができ、スマートに通院の手続きを行えるアプリとなっている。

また、この『デジタル診察券』は大手予約・検索・口コミサイトである『EAPRK歯科』と連動しているので、膨大なデータベースから歯科を選ぶことができるという点もメリットの一つだ。

診察券の扱いにくさを解消

今回、その『デジタル診察券』に紙の診察券データをアプリ内に取り込めるという新機能が追加された。

同社のリサーチによると、診察券を探す手間が面倒だと感じている人は62%で、診察券を忘れたことがあると答えた人が48%と、“診察券の扱いにくさ”を感じている人が多くなっている。

しかし、今回の新機能では、アプリ内から保存した診察券をすぐに呼び出すことができるので、なくしたり焦って探したりという手間を省けることが期待できる。

また、複数の歯科に通院しているという人も多いが、新機能では複数の診察券をまとめて保存することができるので、より便利にこの機能を使うことが出来るだろう。

この『デジタル診察券』は、現在歯科データベースのみの連携となっているが、他にもネット上の病院のデータベースは多数存在するので、将来的には様々な場所で、このような機能が使えるようになるかもしれない。

【参考・画像】

※ スマートフォンアプリが診察券になる「デジタル診察券」に新機能 – PR TIMES

※ YakobchukOlena / PIXTA