モノへのこだわりが強い方は、“自分だけ”のモノを身につけたくなるだろう。
スーツや靴のオーダーメイドやパソコンへのカスタマイズなど、既に体験されている方もいるかと思う。
そんな“オンリーワン”志向の方必見のアイテムが登場した。モノはスニーカー。それもリアルタイムでカスタマイズが可能なスニーカーだ。
電子ペーパーがスニーカーの未来を変える
『ShiftWear』は一見普通のスニーカーだが、デザインをユーザー自身がカスタマイズできるスニーカーだ。
スニーカーの側面に電子書籍端末のKindleや、スマートウォッチのPebbleなどに採用されている、電子ペーパーを使用している。いわばスニーカーにディスプレイが内蔵されている作りとなっている。
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専用のアプリからデザインを選ぶだけでリアルタイムにデザインが変化する。
アプリ(Android/iOS/Windows対応)には静止画からアニメーションまで複数のデザインがあらかじめ用意されており、気分に合わせてデザインを変えられる。
また、ユーザー自身がデザインをアップロードして、他のユーザーに使ってもらうことも可能。アプリではマーケットプレイスのように販売することもできる。
「靴」としての機能性も高い
普段から履く靴としての機能も見所だ。
防水性に富んだ素材を使用し、雨や水たまりにも強い。洗濯機で丸洗いも可能だ。さらにソールにはミリタリー物でも使われるケブラー素材を採用。アスファルトの道路でも使えるタフな作りとなっている。
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『ShiftWear』は、現在クラウドファンディングの『Indiegogo』で資金調達キャンペーンを実施中。
スニーカーの型はローカット(150ドル)、ミドルカット(250ドル)、ハイカット(350ドル)の3種類が用意されている(送料は別途)。
執筆している12月4日時点で、目標額の25,000ドルを大きく越える13万ドルを調達。
ファッションとテクノロジーの融合というポイントが注目を集めているようだ。
スニーカーブランドでもカスタマイズできるサービスは人気だが、このような自在度はなしえていなかったと思われる。
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スニーカーというプラットフォームで、『ShiftWear』は新たな境地を開けるのか今後の展開に注目したい。
【参考・画像】
※ ShiftWear – indiegogo