『男子高校生の日常』の「唐沢としゆき」。主人公である「タダクニ」の同級生で、真田北高校生徒会を務めます。常に冷静沈着に行動し判断は的確。人助けも大好きで、責任感もある事から人望も厚い、というかなり優秀なナイスガイです。しかし、過去に色々あり、それらを隠すために常に帽子をかぶっています。今回は、そんな「唐沢としゆき」の魅力についてご紹介させて頂きます。
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【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■NOと言える生徒会役員
としゆきは人助けが大好きです。それは周囲から“お人よし”と呆れられるほど。あまりに人助けをするので、他の役員が「助けを求められたらNOと言え」とも言いましたが、それに対しとしゆきは、「NO!」と言いました。つまり、助けを求められたら助ける!と言うわけです。格好良いです。ちなみに生徒会にはもう一人お人よしがいるためか、真田北高校生徒会には、色々な所から様々な依頼がきます。それらをきっちりこなしてしまうとしゆき達生徒会役員(生徒会長を除く)・・・どれだけ能力が高いのでしょうか。
■機転がきく
としゆきは、お人よしというだけでなくとても機転がきき、状況の変化に素早く対応します。文化祭で出し物を見ていた真田東高生徒会長の「りんごちゃん」が、真田北高生徒会長と乱闘騒ぎを起こした際、とっさに「生徒会長同士のガチンコバトル」という演目にし、不祥事となるのを防ぎました。また、としゆきらの人助けが有名になり生徒会にあちこちから仕事の依頼が来るようなった際には、それ以上の依頼が増えないよう、依頼料を取るように(しかし、それでも依頼は減らず大儲けしてしまいました)。クールで人助けが好きで機転もきく。としゆきとはどれだけ魅力満載の男なのでしょう・・・。
■帽子の下の秘密
としゆきは常に帽子をかぶっています。これは決してオシャレなどではなく、彼の額の傷を隠すためです。「女子高生は異常」に登場する「羽原」は、かつて女子ながらに「アークデーモン」と呼ばれるほど手のつけられない暴れ者。としゆきは、その「羽原」に額に傷を負わされ、それを隠すために常に帽子を被っているのです。その後、羽原は大人しくなり、”見た目は”普通の女子高生となりましたが、としゆきは、当時の事がトラウマとなっており、羽原と会う時は常に両手をフリーにするなど、警戒を怠りません。クールなとしゆきの数少ない負の側面と言えるでしょう。
アニメでは描かれていませんが、原作では、階段から落ちようとするとしゆきを助けた「羽原」が怪我を負ってしまい、立場が逆転するところで終わります。その少し前から羽原がとしゆきに気がある事が描かれていましたので、羽原としては良かったのでしょうが・・・。トラウマの原因となった人間に貸しを作ってしまい、その上好かれてしまったとしゆき。羽原ととしゆきの様子を見た羽原の友人は、「バッドエンド」と言っていましたが、今は大人しくなったとはいえ、その根底は全く変わっていない羽原の事、これはまさにバッドエンド・・・?。「唐沢としゆき」に幸あれ。
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★記者:しゅるま(キャラペディア公式ライター)