もうすぐ大掃除の季節である。部屋片付けはもちろん、デキる大人としては身につけるモノの手入れもしたいところだ。
靴や財布を身が着直したり、パソコンのディスプレイを拭いたり……。だが最もよく使うものでキレイにすることが難しいものがある。
それは何か? そうスマートフォンである。
スマートフォンは年々技術的には進歩して汚れにくくなっているものの、それでもフチや端の部分に汚れが溜まってきて、外観を損ねてしまっている方もいらっしゃるのではないだろうか。
「いっそ丸洗いしてしまいたい」衝動に駆られる方も少なくはないだろう。そんなアナタの願望を答えてくれるスマートフォンが登場した。
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それが『DIGNO rafre(ラフレ)』である。
ハンドソープで丸洗いできるスマホ
『DIGNO rafre』はauから発表された、京セラ製のスマートフォンだ。その特徴として汚れやキズに強いことが挙げられる。
特に汚れに関しては、ハンドソープで洗えるという防水機能を備えている。
一般にハンドソープは水の表面張力を低下させるため、真水より浸水しやすい特性をもっている。
従来はOリングと呼ばれるパッキンと樹脂部品が別体になっていたが、『DIGNO rafre』はパッキン部を一体化。スキマを無くすことによって強い防水性能を実現している。
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ハンドソープは、泡タイプのものの浸水にも耐えられる構造となっている(固形タイプの石けんは、石けんカスが多いため非対応なので注意)。
また、防水だけでなく温水にも対応。
万が一風呂の中で滑落させてしまっても耐えられる。風呂の中でもスマートフォンを手放せないユーザーにも安心して使える設計となっているわけだ。
濡れた手でも操作ができるタッチパネルを搭載しており、入浴中はもちろんのこと、料理中で手が濡れた状態でも快適にブラウジングすることができる。
自己修復する外装
二つ目の特徴としてキズに強いことを挙げた。不意の落下でも安心できる耐衝撃性能を誇っている。
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また、カバンやポケットの入れておくと、他の物とぶつかって浅いすりキズが付いてしまうものだ。しかし、そういったキズを自然に回復する『スクラッチヒーリング』といわれる特殊な塗装を施すことで、美しい光沢を長く保っていられる工夫がなされている。
重量は約155グラムと軽量。電池容量は3,000mAh。
カラーはコーラルピンク、カシミアホワイト、マリンネイビーの3色から選べる。
OSはAndroid5.1で、メモリは約16GB (ROM)/約2GB (RAM)となっている。ディスプレイは5.0インチHDで大きすぎずといった印象。
カメラはメインカメラが約1,300万画素/CMOS、サブカメラは約200万画素だ。
発売は12月11日よりKDDI直営店、auショップ、auオンラインショップで販売予定とのこと。
スマホをいつまでもキレイに保ちたいという方はいかがだろうか。
【参考・画像】
※ 世界初「ハンドソープで洗えるスマホ」を実際に洗ってみた結果……!? – TIME&SPACE
※ DIGNO rafre – KDDI
【動画】
※ 世界初!洗えるスマートフォン