2分割のキーボードが弧を描いてスライド!ほぼA5サイズのPC「ポータブック」

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2015年12月08日 18:00  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

このサイズは価値が大きいはずだ。

キングジムが発表した『ポータブックXMC10』は、フルサイズに近いキーボードを搭載していながら、それを折り畳むことで、収納時にはA5の手帳とほぼ同等のサイズを実現した。

コンパクトなモバイルPC

この『ポータブックXMC10』は、Windows10を搭載したモバイルPCだ。

搭載しているキーボードはキーピッチ18mm、ストローク1.5mm。12インチのノート相当のキーボードサイズだそうだから、充分タッチタイピングできると考えていいだろう。

それでいてこの『ポータブックXMC10』は、A5に近いサイズにまでコンパクトに折り畳むことができる。

その理由は、『スライドアーク キーボード』と呼ばれる機構にある。キーボードが左右に分かれ、弧を描きながらスライドすることで小さく収まるのだ。


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折り畳んだときのサイズは204×153mm。本体表面はレザーのような手触りなので、手になじみやすく、持ち運びにもいいという。重量は約830gだ。

1TBのオンラインストレージも使える

細かい機能も充実している。OSにはWindows10を搭載しているほか、Word Mobile、Excel Mobile、Power Point Mobile、OneNoteといったアプリケーションを装備。

更に、1TBのオンラインストレージサービスや毎月60分間のSkype通話プランが利用できる1年間有効のOffice 365サービスがついている。

バッテリーは最大約5時間駆動。タブレット用モバイルバッテリー(5V/2A)からも充電可能になっている。USBポートやSDメモリーカードスロット、HDMI/VGA端子などはフルサイズ規格のものを備えている。

なお、発売は2016年2月12日。価格はオープンだ。

タブレット端末では文章の入力がやりにくい。でもノートPCはサイズが大きすぎるというモバイルユーザーは、実は多かったのではないだろうか。

まさにそういうユーザーにドンピシャのPCだ。

同社が、7年前にキーボードを使ってテキスト入力だけができるコンパクトなデジタルメモ帳『ポメラ』を出したときもセンセーショナルだったが、この『ポータブック』は、あのときのブームを再現するだろうか?

【参考・画像】

※ “使いやすさ”と“携帯性”を両立した新発想のたためるPC 「ポータブック」XMC10発売 – キングジム

【動画】

※ 「ポータブック」紹介ムービー – YouTube

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