良質なエキストラバージン・オリーブオイルに辛味や苦味はある?ない?
IOCエグゼクティブディレクター ジャン=ルイ・バルジョル氏近年、オリーブオイルは健康志向の高まりもあり、家庭用食用油としてはごま油を抜き、2番目に多く使われていることが、日清オイリオグループ株式会社の調査でわかっています。良質なエキストラバージン・オリーブオイルは辛味や苦味が特徴ですが、インターナショナル・オリーブ・カウンシル(IOC)が日本国内で行った調査によると、良質なエキストラバージン・オリーブオイルについて、「辛味や苦味が少ないと思う」と8割近くの人が回答するなど、家庭に定着している一方で、正しい知識は浸透していないことがわかりました。
ほかにも具体的な健康効果や選び方、和食への応用についてはまだ知られていない現状を踏まえ、IOCはオリーブオイルをより深く理解してもらうためのワークショップを都内で開催。IOCよりエグゼクティブディレクター、ジャン=ルイ・バルジョル氏が来日し、その活動内容やオリーブオイルの品質グレードなどについて説明しました。
実はオリーブオイルと和食は相性抜群!
続いて行われたオリーブオイルの健康効果についての講演とテイスティングセッションの後に、服部栄養専門学校の服部津貴子先生、一枚田清行先生が、オリーブオイルで炒めた肉味噌をかけたふろふき大根や、オリーブオイルと醤油を合わせて風味づけしたロール寿司など「オリーブオイル&和食」をテーマに料理デモンストレーションを披露。「オリーブオイルに和食は合わないと思っている人が多くいますが、実は相性抜群。調理法によって色々な風味が楽しめるので、ぜひ多くの人に試してほしいです」(一枚田先生)
最後にバルジョル氏は、「日本ではオリーブオイルが普及しているものの、まだまだ正しい知識、オリーブオイルの楽しみ方の理解は進んでいません。日本のみなさまにオリーブオイルには品質や純度を定める規格があることを知ってもらい、消費者が価格に見合った商品選択ができるよう活動していきたいです」と抱負を述べました。(QLife編集部)
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