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NEDOが紙幣識別装置を内蔵した視覚障害者向け「お財布」を開発

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2015年12月17日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

お財布に入れた紙幣の金額を通知

画像はリリースより

 お札の表面の右下にざらつきがあるのをご存じでしょうか。これは、視覚に障害を持つ人がお札の種類を識別するためにつけられたしるしです。ここを触ってお札が千円札か五千円札か一万円札かを判別するのですが、長い時間流通したお札はざらつきが判別しにくくなることがあります。

 紙幣の種類が分からないと、お財布の中にいくら入っているのかわかりません。これは視覚障害者の社会参加を妨げる重要な問題でした。そこで、このほど視覚障害者がお札の種類を簡単に識別できる機能を備えた画期的なお財布が開発され、発売も開始されました。

 このお財布は近接カメラを内蔵。収納部分に紙幣を入れるとカメラが紙幣の券面を読み取る仕組みです。読み取った金額を音声案内やブザー音、振動などでお財布の持ち主に通知します。お財布というよりは、お財布型のポータブル紙幣識別機というイメージです。

交通系・流通系ICカードの残額も音声通知

 この識別機が優れているのは、お札を入れた状態やお札の向きに関係なく、正確に金額が読み取れるところです。お財布にお札を入れる時にお札の上下や裏表を揃える必要がないので、視覚に障害を持つ人が使いやすくなっています。

 また裏面には、ICカード用のポケットが付いています。そこにICカードを入れると、カードの残額まで音声で通知してくれるというのです。SuicaやPASMO、PiTaPaなど交通系ICカードのほか、nanaco、Edyといった流通系ICカードに対応しており、これを携帯することで安心して外出することができますね。

 このお財布は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発支援プロジェクトによって株式会社システムイオが開発・実用化したものです。お財布型ポータブル紙幣識別機が今後、視覚障害者が積極的に外に出て人と触れ合い、社会参加するための一助となることが大いに期待されます。(林 渉和子)

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このニュースに関するつぶやき

  • これ、もう売ってるのかな。幾らだろう。ICカードの残額が判るのは、ちょっと便利かもしれない。
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