【写真特集】シリコンバレー、夢見る者のバブル日常

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2015年12月29日 10:11  ニューズウィーク日本版

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ニューズウィーク日本版

 テクノロジー業界が生み出す莫大な富が、サンフランシスコやシリコンバレーに新たなゴールドラッシュをもたらしている。自ら新規事業を立ち上げて、あるいは乗りに乗っているIT企業に入って成功することを夢見る若者たちが、西海岸に押し寄せているのだ。


 フォトグラファーのローラ・モートンは、そんな夢見る「ドリーマー」たちの日常に迫った。


 彼らの間には、同じ目標に向かう者同士の結び付きがある。誰もがライバルだが、一緒にパーティーを楽しむ仲間でもある。カネがなくてオフィスに寝泊まりする起業家もいれば、「ハッカーの宿泊所」と呼ばれるシェアハウスで共同生活している人たちもいる。


 歴史的にみて、スタートアップが資金調達するのに今ほど最適な時期はないといわれる。大きなリスクがあることを承知の上で、ベンチャーキャピタルが若いIT企業にどんどん投資しているからだ。


 ITバブルの再来か?  熱狂はいつまでもつのか?  そんな懸念は出ている。サクセスストーリーの裏にはそれ以上の失敗があるのも事実だ。それでもドリーマーたちは、実力があれば成功をつかめると信じて夢を追い続けている。


バーニングマンに着ていく衣装をシェアハウスのルームメイトに披露


ホテルで開催されたIT業界の交流イベント


プログラマーや開発者たちが賞金獲得を目指 し技術を競い合うイベント


シェアハウス「20ミッション」で開催されたロボット・ダンスパーティー


脳波で操縦する自社のドローンを業界の交流イベントで紹介するスティーブ・カステロッティCEO


スタートアップと投資家を結ぶクラウドファンディングサービスを提供するウィファン ダー社のパーティーで


ベンチャーキャピタルのローゼンバーグ主催のイベントでバーチャルリアリティー製品を試す女性


ヘルステクノロジー企業で夏のインターンになった大学生(左から2人目と3人目)は早朝のダンスパーティーに参加


約40人が共同生活する「20ミッショ ン」の自室で働くベン・グリーンバーグ


スタートアップ支援プログラムに参加するため滞在しているサンフランシスコのアパートで仕事するアキンボの社員たち


Photographs by Laura Morton


<本誌2015年10月6日号掲載>


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Photographs by Laura Morton


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