本当にVR元年到来?予約開始された「Oculus Rift」未来はすぐそこに!

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2016年01月08日 10:40  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

2016年はもしかしたらVR元年となるかもしれない。それほどVRに熱い視線が注がれているが、そのVR人気を牽引してきたのがOculusの存在だ。

その Oculusが次世代ヘッドマウントディスプレイ『Oculus Rift』製品版を発表、予約開始した。

「Oculus Rift」とは

仮想現実対応ヘッドマウントディスプレイの『Oculus Rift』は水中眼鏡のようなデバイスで、これを頭にかけることで仮想現実世界にダイブすることができる。

左右別々の映像を映し出すことで3D映像化、ヘッドトラッキング技術により上下左右はもちろん、前後上下の動きまで検知する。

それに合わせた画像をリアルタイムで生成し表示することで、まさにその世界に入り込んだかのように感じることができる。

まさに“Virtural Reality”を実現する夢のデバイスだ。

価格はアメリカ市場では599ドル、日本では送料込みで9万5,000円前後となりかなり高価な印象だ。

また、VRを作りだすコンピューティングパワーの要求性能も高く、Oculus対応のWindows PCが必要だ。

最小構成でビデオカードがNVIDIA GTX970/AMD R9 290同等以上、CPUは Intel i5-4590以上、メモリは8GB以上、ビデオ出力HDMI1.3以上、USB3.0ポートが3、USB2.0ポートが1、Windows7 SP1 64bit版以上が必要とされる。

発売時にはすぐに遊べるよう、スペースコンバットシム『EVE: Valkyrie』などのゲームがバンドルされる。

本当にVR元年となるか?

期待が膨らむが、それでも不安がないわけではない。というのも、これまでも何度も3DやVRといったものは元年が存在したからだ。

そして期待が高ければ高いほど体験との落差、落胆は大きく、これまで一般化したとはいえなかった。その理由は高価過ぎる、生理的に受け付けない、映像が未熟、処理能力が追いつかないなど様々だ。

『Oculus Rift』が本当にVRの世界を現実化できるかは、販売後のユーザーの反応にかかっているといっても過言ではない。引き続き注目していきたい。


動画を別画面で再生する

【参考・画像】

※ Oculus Rift Pre-Orders to Open on January 6 – Oculus

【動画】

※ Oculus Rift Kickstarter Update – YouTube

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