JR南武線205系が引退 - 記念ヘッドマーク掲げた臨時列車が川崎〜登戸間走行

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2016年01月09日 18:12  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

JR南武線205系「ありがとう運転」が9日に実施され、記念ヘッドマークを掲げた205系の臨時列車が川崎〜登戸間を走行した。2014年10月から始まったE233系への置換えが完了し、205系は南武線川崎〜立川間から引退となる。


同区間の205系は黄色・オレンジ色・ぶどう色の3色の帯を採用し、1989年から運行開始された。後に先頭車化改造車(1200番台)を含む編成も登場している。主力車両として209系とともに活躍してきたが、新たにE233系(8000番台)が35編成投入されることになり、205系は置換え対象に。一部編成はインドネシアへ譲渡された。最後まで残ったのは改造車を含む編成(ナハ46編成)で、1月9日をもって運行終了が決まったという。


「ありがとう運転」と題した今回の最終運転では、「南武線 ありがとう 205系」とデザインされた記念ヘッドマークを取り付け、臨時の快速として川崎〜登戸間で運行されることに。運行時刻は川崎駅10時43分発・登戸駅11時8分着、途中停車駅は鹿島田駅・武蔵小杉駅・武蔵中原駅・武蔵新城駅・武蔵溝ノ口駅とされた。


臨時列車は約30分かけて川崎〜登戸間を走行。車内は満員の様子で、川崎駅や登戸駅などの停車駅も混雑したという。最後の営業運転を終えた205系は回送列車となり、登戸駅から折り返して武蔵中原方面へ。沿線にも多くの鉄道ファンが駆けつけていた。


南武線川崎〜立川間から205系が引退することを受け、川崎駅・尻手駅・武蔵小杉駅・武蔵中原駅・武蔵溝ノ口駅・登戸駅の6駅にて、1月31日まで205系の写真展示も行われている。


川崎駅では205系の写真や引退記念のポスターとともに、川崎駅長によるコメントも掲示されていた。南武線から引退した205系がインドネシアで活躍していることに関して、「みなさまに可愛がっていただいた南武線205系車両が、インドネシア・ジャカルタのみなさまのお役にたてることは、私たちにとっても、ちょっぴり誇らしくうれしく、南武線205系車両の活躍を応援する気持ちでいっぱいです」とのことだった。



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このニュースに関するつぶやき

  • 昔ゃ〜、お古ばっかり来てた南武線も新型で統一かぁ。ジャカルタでも元気に走ってね♪
    • イイネ!20
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