先日Twitterに関する衝撃的なニュースが流れた。
そう、140文字の短文投稿SNSとして名を馳せたTwitterが、投稿文字数の上限を1万字まで引き上げるというニュースだ。
それはもはや、短文でもなければツイートでもつぶやきでもなくなってしまう、アイデンティティの崩壊ともいえる一大ニュースだ。
当初はデマとも噂されたが、CEOのジャック・ドーシー氏自ら、このニュースについて言及したのである。
スクリーンショットでは検索できない
ジャック・ドーシー氏が語ったところによると、確かに同社では現在ツイートの文字数を増やすテストを行っているとのこと。
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その裏には、長文のテキストをスクリーンショットして貼り付けるツイートが多く存在したためと語られている。
— Jack (@jack) January 5, 2016
そのスクリーンショットを文字として検索できれば、更に利便性が増すという考えのもとに、この機能はテストされているようだ。一方で、Twitterの文字数が増えることで、どのような影響が起こりえるだろうか。
可能性としてあげられるのは、そのスピード感を活かす新たなメディアの誕生だろう。
リツイートのように、拡散性の高い機能を持つTwitterは、そのスピード感が他のSNSに比べ優位性といえる。
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文字数の制限がなくなることで拡散力、スピード感があるメディアとして、今までのようなライトなものだけではなく、読み応えのあるようなメディアを展開するという、可能性が生まれてくるかもしれなのだ。
とはいえ、あくまでまだ実験段階の機能であるのは、事実である。
これが実装されるか否かは、ある意味今後のSNS界の勢力図を塗り替えるかもしれない、大きな問題になりそうだ。
【参考・画像】
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※ lculig / Shutterstock