アメリカ・ラスベガスで、1月6日〜1月9日に開催された世界最大の家電見本市『CES 2016』で、日本のスタートアップ企業ログバーが出展した『ili(イリー)』が、見事INNOVATION AWARDSを獲得!
現地でもかなり注目を浴びている、なかなか面白いアイテムなので紹介しよう。
小型のスティックタイプで、スイッチを押して話すだけで、リアルタイムに自分の言葉を翻訳してくれる。現在の対応言語は、日本語、英語、中国語だ。
小型のボイスレコーダーくらいの大きさだから、持ち運びが楽で、特に、海外旅行先などで重宝しそう。
実際、開発でも旅行を意識したようで、大きな特徴は次の3つだ。
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■1:ネットに繫ぐ必要がない
■2:人混みでも聞こえる大音量でクリアな音声
■3:旅行に特化した翻訳辞書を搭載
wifiや3G回線など、インターネット接続が不要なスタンドアロン型だから、どんな場所でも使用が可能。人混みでも相手に声が伝わる大音量なのもいい。
また、旅行中の買い物や、トラブル時、レストランなどで役立つ翻訳辞書もうれしい機能だ。
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誰もが世界で愛を語る日が来るか
ちなみに、このデバイスのプロモーションムービー『Kisses in Tokyo– ili (Wearable Translator) by Logbar』がなかなか楽しい。
内容は、イギリス人のスタッフ(?)が、東京(たぶん原宿や渋谷あたり)で、いろんな女の子たちに
「キスさせて下さい」
とお願いして回るというもの。
最初は断られまくっていた彼だが、さすが女の子を口説くことにかけては(日本男子より)上手のイギリス人、最後には、ついにカワイイ娘の唇をゲット!?
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「旅の恥はかきすて」とはよく言ったもの。『ili』は、旅先の“いろんな”コミュニケーションに、大活躍しそうだ!
気になるリリース時期は、全世界で2016年夏の予定だ。
【参考・画像】
※ ili
【動画】
※ Kisses in Tokyo – ili (Wearable Translator) by Logbar – YouTube