障害を持ちながら、独特の色彩感覚で動物を描く画家AKI

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2016年01月18日 11:40  週刊女性PRIME

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知的障害を持ちながら、独特の色彩感覚で次々と動物を描いていく画家のAKI(28)。 「AKIはテレビが好きで、よく自然や動物のドキュメンタリーを見ているんです。いくら見ても飽きないみたいで、ず〜っと見ていることも(笑い)」 AKIについて、親子二人三脚で息子の画家への道を歩んできた父親の木下昭さんはそう話す。 「実は、AKIが描く動物の中には“絶滅危惧種”も多いんですよ。ゾウ、キリン、サイをはじめ『富士山』の中にも、絶滅の危機にさらされている動物たちがたくさん隠れているんです」(昭さん) ライブペイント中のAKIにも話を聞いてみた。 「今、制作中の絵は“夢のお告げ”なんです。弱肉強食の異世界を描いていて、最初は人間なんて存在しないと思っていたんです。でも、だんだんビルや信号が見えてきて」 ちなみに、その絵に描かれた大きな角を持つ動物は“エラスモテリウム”という絶滅した昔のサイの一種だそう。AKIの絵は、私たち人間が動物と共存していることを自然に訴えかけているようだ。 そんな“生物多様性”について、東京・京橋ではイベントが開催中。期間中はAKIによる地球上の生き物をテーマにした絵画展や、親子向けライブペイントも。この機会に、いつもとは違った観点から、環境問題を考えてみては? 生物多様性を考える 〜『ひと・いきもの・しぜん』が共存するために〜 日時:〜1月24日(日)9〜21時(最終日は〜15時)開催場所:中央区立環境情報センター(電話03-6225-2433)

このニュースに関するつぶやき

  • 我が子は、生まれつき身体障害と軽度発達障害だけど、健常者の私より全てに置いて優れています。教師になりたいらしいから、頑張ってほしいexclamation ��2
    • イイネ!3
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