【東京オートサロン 2016】「モリゾウ」ことトヨタ社長、独24時間耐久レースでの「新しいクルマ作りへの挑戦」を語る

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2016年01月18日 17:10  FUTURUS

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1月15日〜17日、千葉県・幕張メッセで開催された世界最大級を誇るカスタムカーの祭典『東京オートサロン2016』に、トヨタ社長・豊田章男氏(写真上中央)が急遽出現!

自らも9年間にわたり参戦している、ドイツのニュルブルクリンク24時間耐久レースについて語るイベントが行われた。

豊田社長が姿を現したのは、ショー初日の1月15日。トヨタのレース活動を行っている『TOYOTA GAZOO RACING』のブースで行われたトークセッションでのこと。

これは、ブース内に展示してあるニュルブルクリンク耐久参戦マシンを見ながら、レーシングドライバーの方々が過去9年間の体験を語るというもの。

当日は、木下隆之選手や景山正彦選手、大島和也選手といった参戦プロドライバーに混じり、豊田社長も急遽飛び入り参加!

ドライバー名である『モリゾウ』の名前で紹介され、レースでの思い出や苦労話などに花を咲かせた。

「社長がレースに出るなんて」という周囲の批判を受けながら、予算がないため中古の『アルテッツァ』で初参戦した2007年。

2008年からは、市販前の『レクサスLFA』をテストするために『LF-A』を投入。

2012年には、同じく市販予定の『86』も投入した。

本来、クルマをいたわりながら24時間を走る耐久レースで、“モリゾウ”こと豊田社長は、「クルマを壊すつもりで走って欲しい」とプロドライバーたちに指示。

長時間の激しい走りにより得られる様々な問題・結果などを、「新しいクルマ作りへ活かしたかった」といったエピソードなど、今だから明かせる参戦秘話が盛りだくさんだった。

ちなみに、2016年も、トヨタはニュルブルクリンク24時間耐久レースへの参戦を発表。今回の参戦マシンはなんと、昨年開催の東京モーターショーなどで参考出品されたコンパクトSUV『C-HR』のレース車両

レクサスの新スポーツカー『LEXUS RC F』及び『LEXUS RC』

の2タイプ3台。特に、まだコンセプトカーの段階の『C-HR』は、『LFA』や『86』と同様、市販に向けた厳しいテストも兼ねたレース参戦になるようだ。

レースは、ドイツ現地時間の5月26日〜29日。さて、結果はいかに?

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  • : 日野HRや日野RCで24耐やって欲しいね
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