6年半ぶりにフルモデルチェンジされ、2015年12月9日に発売されたばかりのハイブリッドカー、トヨタ『新型プリウス』。
トヨタの新しいクルマ作りの指標とも言える『TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)』を初導入したモデルとして、発売前から人気。2015年12月の販売台数で、いきなりトップを獲る破竹の勢いだ。
そんな『新型プリウス』を、いち早くカスタマイズし、勢揃いしたのが『東京オートサロン 2016』。1月15日〜17日に千葉県・幕張メッセで開催された、世界最大級のカスタムカーショーだ。
発売直後の注目モデルが、一体どんな風に変身しているのか?
出展されたオススメのカスタムカーを紹介しよう。
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■1:BLITZ:フロントリップスポイラーとローダウン
パーツメーカーBLITZが出展した『新型プリウス』。
主な装着パーツは、フロントバンパー下にリップスポイラーを追加。サスペンションは、車高調『DAMPER ZZ-R』を装着して車高をローダウン。
マフラーは『NUR-SPEC VSR Quad』を装着。全体的にスポーティなイメージにスタイル変更している。
■2:KUHL RACING&ARTIS:ボディをフイルムでフルラッピング
メタリックゴールドのボディカラーがかなり目立つKUHL RACING&ARTISのプリウス。
“風神雷神”が描かれたボディは、フイルムを全面に貼った“ラッピング”と呼ばれる技法を投入。ボンネットなどにはレザー風シートも採用されている。
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フロントやリヤのバンパー、サイドステップなどは全てオリジナルのエアロパーツに交換されて、こちらもスポーティさを加味。
ホイールは、ワーク・ZEAST ST2の17インチに変更されている。
■3:AWESOME JAPAN:ピンクバージョン登場!
ボディ全体を、ド派手なピンクにペイント!
2013年に限定販売され人気だった『ピンクのクラウン』と同じようなボディカラーに変更している。
加えて、オリジナルホイールWarwic Empress Mesh(前後17インチ)のディスク面や、内装のシートカバーなども車体色と同じピンクを採用。
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「可愛く、ド派手に!」がコンセプトだ。
■4:AIMGAIN:ライムグリーンにオリジナルバンパー
新型に追加された“サーモテクトライムグリーン”のボディカラーに、オリジナルのフロントバンパーなどを装着した、パーツメーカーAIMGAIN(エイムゲイン)による『新型プリウス』。
純正のフォルムを活かしつつ、フロントバンパー下部にはリップ風の張り出しを設け、エアダクトも新設。
よりエレガントな雰囲気を演出している。
■5:TRD:スポイラーの追加などで運動性能アップ
トヨタ直系のパーツメーカー、TRDが出展した『新型プリウス』。
CFD(数値流体力学)解析を取り入れた空力系パーツで、ベース車の運動性能をさらにアップさせているのが特徴だ。
前後バンパーにはスポイラーを追加、サイドスカートもオリジナルに変更している。
車体関係には、MCB(モーションコントロールビーム)なども装着し、剛性の向上も図っている。
以上、様々なメーカーがいち早くカスタマイズした『新型プリウス』5台。
あなたのお気に入りの1台はあっただろうか?