この料理はグルテンが入ってる?あっという間に検査してくれるスマホ連動キット登場

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2016年01月19日 06:00  FUTURUS

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FUTURUS

FUTURUS(フトゥールス)

正月の食べ過ぎ飲み過ぎがたたり、体重が増加してしまった方も多いのではないかと思う。

そして、この悩みを解消するために、流行のダイエット方法を試そうとしている方も、きっといらっしゃることだろう。

炭水化物抜きダイエットや、プロテインダイエット、あるいはプチ断食に挑む方が多いのか? あるいはグルテンを抜く“グルテンフリーダイエット”に挑戦しようという方もいるかもしれない。

“グルテンフリーダイエット”を始めるならイマから注目して損はない。

スマホでグルテンをチェックできるIoTサポートキット『NIMA』が登場する。

グルテンフリーダイエットって何?

そもそもグルテンとは何か。グルテンは、小麦や大麦、ライ麦などの穀物に含まれている、たんぱく質の一種だ。

グルテンに含まれる『グリアジン』という物質が、過剰に食欲を促進させたり、あるいはアレルギー体質の人が摂取したりすることによって、消化器官の異常を引き起こしたりする。

グルテンを抜くことによって、それらの問題が起きないようにするのが、グルテンフリーダイエットの仕組だ。

「NIMA」が食事への意識を変える

話を『NIMA』に戻そう。『NIMA』は食事に含まれるグルテンを計測できる健康キットである。

使い方は簡単。キットの中に含まれる、カプセル状の筐体に食事をいれるだけ。カプセル内で食材が砕かれ、食材の栄養分を調べる。

2分で計測を完了し、グルテンが20ppm以下だった場合、本体にスマイルマークが点灯される(20ppm以上だった場合は“眉をひそめるマーク”が点灯)。カプセルは使い捨てとなっており、洗う必要性はない。

MITやスタンフォード大学、グーグル、ナイキなどと共同で開発することによって、本製品は完成した。

約3,000の食材でテストした結果、その精度は99.5%にまで高められている。大きさはモバイルサイズで、カバンの中に入るサイズ感で、普段使いはもちろん、食事文化の違う海外旅行などでも役に立つことだろう。

また、スマートフォンのアプリと連携し、日々どれだけグルテンを含んだ食事をしているのかも記録できる。他のユーザーとも交流ができる機能もあり、「どの食材がグルテン低めなのか」「この食べ物はグルテン含んでいない」など、相互にアドバイスしあえるような設計となっている。

『NIMA』は現在プレオーダーを受付中。本体とマイクロUSBケーブル、3つのカプセルにキャリングポーチが付いたキットは199ドル、12個のカプセルが付いたキットは247ドルとなっている。発送は2016年の半ばを予定しているとのことだ。

毎回計測をするのは大変な作業になるが、いつも『NIMA』を持ち歩くことで“食”への管理意識が変わっていくかもしれない。

食欲が旺盛な自分への、自制を促すために備えておくのも、悪くはないだろう。

【参考・画像】

NIMA

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