月面を歩く体験はできないが、ちょっと浮遊感のある履き心地は体験できそうだ。
実際に履いてみないと分からないのだが、この『20:16 MoonWalker』というスニーカーの履き心地は、ひと味違うらしい。
地に足が付いていない……という表現では意味が違ってしまうが、文字通りだとしたら、それは新たな体験になる。
では、この『20:16 MoonWalker』とはどのような靴なのか。
磁石の反発力を利用した浮遊感
『20:16 MoonWalker』は、その名の通り月面を歩いているような履き心地をイメージさせるスニーカーのようだ。
|
|
ようだ、と書いたのは、こればかりは、実際に履いてみないと分からないからだ。従って、『20:16 MoonWalker』の履き心地は、その仕組みから想像して欲しい。
『20:16 MoonWalker』は、重力を変えてしまうような、大それたテクノロジーを搭載した靴ではない。
しかし、これまでに無かった新しい発想でクッション性を再現している。
それは、中敷きに2重になった磁石の層を設けていることによる。
つまり、N45ネオジウム磁石という強力(バーベルや車を持ち上げることに使われるほど)な磁石を、反発し合うように向き合わせた層が作られているのだ。
|
|
その結果、中敷きが足を持ち上げて浮かせた状態にしている。しかも、この浮力は、約130キロの体重まで浮かせるほどであるため、一般的な体重であれば、まさに地に足が付いていない状態になるわけだ。
このような仕組みのクッションを持った『20:16 MoonWalker』なので、これまでに無い履き心地と歩き心地を体験させてくれるに違いないと想像するのだ。
これは是非、実際に履いてみたい。
クラウドファンディングで目標額の6倍を達成する人気
なお、『20:16 MoonWalker』には、V1とV2があり、V2には『E-Inkディスプレイ』が搭載されている。
表示部分は靴底に近い側面部だが、Bluetooth接続されたスマートフォンから受信した、TwitterなどのSNSの投稿情報が表示される。
|
|
この機能については正直なところ実用性への理解に苦しむが。
クラウドファンディングの『Indiegogo』でのキャンペーンでは、本稿執筆時点で12日のキャンペーン期間を残しながら、既に目標額の6倍以上を達成している人気振り。
多くの人が、この新しい履き心地や歩き心地を体験したがっているのだろう。
ところで、『20:16 MoonWalker』という名称から『江頭2:50』を連想してしまったのは、私だけだろうか…。
【参考・画像】
※ 20:16 MoonWalker: The shoes that defy gravity! | Indiegogo
※ 20:16 MoonWalker ? The Shoes that defy Gravity!
【動画】
※ 20:16 MoonWalker – The shoes that defy gravity! MW V1 & MW V2 – YouTube