髪型を変えたい! 美容師にオーダーするときの注意ポイント

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2016年02月01日 20:02  新刊JP

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『「結果を出す男」の服、「認められる女」の服、「その他大勢」の服』の著者、西村有紀子さん
あなたはいつも、初対面の相手の人柄をどのように判断しているだろうか。その時話した内容そのものだけでなく、話す時の表情や仕草、服装など、見た目に関する情報をもとに判断することも多いはずだ。
 もちろん、あなたがそうしているのと同じように、あなた自身も周りからのそのように判断されている。かねてから言われているように「見た目」はいいに越したことはない。

 『「結果を出す男」の服、「認められる女」の服、「その他大勢」の服』(サンマーク出版/刊)の著者、西村有紀子さんは「あなたの実力に見合った評価が得られていないのは“見た目”が原因」だとしている。つまり、評価を上げたいのであれば、そのための見た目を整えればいいというわけだ。特に服装は、すぐにでも対処できるため効果的だ。
 そこで今回は、見た目の印象を変える上で即効性の高い服の選び方について、西村さんにお話をうかがった。今回は、その後編である。

――本書では、「色、柄、形、組み合わせ、着こなし方、お手入れ方法」など、様々な観点からのアドバイスが書かれています。このなかで、最も難易度が低いもの、高いものはどれでしょうか。理由もあわせて教えてください。

西村:難易度が低い物は、形です。一見もっとも難しそうに感じるかもしれませんが、男性も女性も、体型に過不足なくピッタリとフィットしていることがポイントです。スーツはオーダーにすれば良いですし、女性も簡単なお直しに出せば済みますので、難易度は低いです。一方、難易度が高いのは、柄だと思います。機能ではなくファッション性を問う部分は好みの問題もありますので、若干難しめです。

――本書では「髪」から「足元」まで、文字通り全身どのパーツについても、気をつけるべきポイントが紹介されています。ややナンセンスな質問かもしれませんが、たとえば、これまで見た目にまったく気を遣ってこなかった30代半ばの男性が、大きく印象を変えたい場合、どのパーツから優先的に変えていくのが効果的なのでしょうか。

西村:まずは、髪型でしょう。人と会ってコミュニケーションを取る時には必ず顔を見ます。髪型は顔のフレームに当たります。髪型の印象で、誠実にも不誠実にも、清潔にも不潔にも見えます。パッと見の好感度に大きな影響を与えてくるところが髪型ですので、ここを変えることでその人の印象が劇的に変わります。
いちど試しに「〇〇さんみたいな印象がいいなぁ」と思えるタレントさんを見つけ出し、その写真を持って、美容室を訪れてください。もちろん、頭の形や紙の質、量などによって違うので、全く同じにはなりませんが、かなりの部分で方向的に似た感じに仕上がります。
ただし、その場合は、少し値段が高くてもセンスと腕の良い美容室を訪れることがポイントです。なぜならリクエストをしても美容師さんに腕が無いと、理想の髪型は実現しないからです。

――本書では「女性が『色』で勝負するのに対して、男性がこだわるべきは『形』」と書かれています。これはなぜですか?

西村:男性のスーツなどの場合、奇抜すぎる色は難しいです。元々テキスタイルにバリエーションが少ないこともありますが、シルエットが体にジャストフィットしていると、隙の無いきちんと感が生まれやすく、コンセプチュアルな装いが作り易くなります。
一方、女性の服はきれいな色のものでもきちっとしたスーツやワンピースなどもあり、女性に求められる美しさ、華やかさを表現できるので、男性よりもカラーで勝負しやすい環境にあるからです。

――本書では度々、「店員さんの提案をうまく取り入れる」ことの重要性についても触れられています。そこでおうかがいしたいのですが、的確な提案をしてくれる店員を見つけるためには、どのような点に気をつければよいでしょうか。

西村:まずは、店員さんの着こなし自体がこなれていてカッコいいこと。対応が親切であること。この2点があれば大抵良い提案をしてくれます。

――本書を特に読んでほしい読者層は、どのような方ですか。

西村:服にあまり興味がなかったが、何とかしたいと思っている。いまひとつ周りと比べて仕事の成果が出ていないと感じている。もっと早く目標を達成したいと思っている。異性からの好感度を上げたい。そんな思いを持っているビジネスパーソンですね。

――最後になりますが、本インタビューの読者の皆様へメッセージをお願いします。

西村:仕事の成果が出る。仕事がやり易い。認められやすい。高収入になる。それらを一番短期間で実現する手助けとなるのがビジュアル戦略です。最終的に人は中身が大切ですが、とっかかりはビジュアルで判断されてしまうのが現実です。
好印象で導入部分を突破できれば、仕事の評価は変わってきます。たかがビジュアル、さ
れどビジュアル。戦略的なビジュアル作りは、最終的には自分のマインドの変化にもつながり、今以上に自信に満ち溢れた自分自身に生まれ変われます。いますぐ取り掛かれるワンランク上の自己プロデュース法を大いにお楽しみください。

(了)

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