インフルエンザが猛威を振るう冬。体調管理にまつわる女性たちの悩みと対策は?

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2016年02月03日 18:10  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

68%の人が体調不良によって仕事に影響

 年が明けて寒さが本格化する中、1月15日に厚生労働省がインフルエンザの全国的な流行を発表しました。空気が乾燥し、インフルエンザはもとよりノロウイルスなどの感染症が流行しやすいこの時期、働く女性たちは体調管理に関してどのような悩みを持っているのでしょうか。

 エン・ジャパン株式会社が、自社サイト「エンウィメンズワーク」の利用者に対して、冬の体調管理に関する悩みについてアンケート調査を行ったところ、回答として最も多かったのが「風邪などを職場や通勤でうつされてしまう(49%)」こと。次いで第2位は「病院に行くタイミングに悩む(42%)」、第3位は「体調を崩しても休めない(41%)」という結果になりました。「ない」と回答したのは9%に留まり、多くの人たちが体調管理に苦戦していることがわかります。

 冬に体調不良が原因で「仕事に影響が出てしまったことがある」人は68%に上ります。その内容としては、「急な欠勤をしてしまった」という回答が39%で最も多く、次いで「集中力が欠け、ミスや作業効率が落ちた」という内容が29%となりました。

予防方法として人気が高いのは、「うがい・手洗い」と「マスクの着用」

 体調不良はやむを得ないこととはいえ、急な欠勤は周囲に迷惑をかけてしまいますし、勤務中に病院に行くのもはばかれます。体調を崩しやすい冬場は、日常的に予防を意識することが大切です。アンケートでは、冬の体調管理で実践して良かったことについて質問。回答が多かった3点は、第1位が「うがい・手洗いの徹底(62%)」、第2位「予防のマスクをつける(55%)」、第3位は「おふろにしっかりつかる」と「温かいものを多く摂る」で、同率の43%でした。

 寄せられたコメントには、「うがい手洗いは基本」という主張が多く、「鼻うがいもするようにしたら風邪をひきにくくなった」という回答も。マスクの着用についても、多くの人に囲まれる通勤中やオフィス内だけではなく、「風邪をひいてなくても寝るときはマスクをつける」という回答があったように、マスクを肌身離さない人も多く見られました。また、「保湿、寒さ、予防のためにマスクをする」という回答や、「マスクの中に気分がほぐれるミストを付けて、鼻つまりや気分が塞ぎ込みなことを防ぐ」という回答があったように、病気予防だけではなく、肌の乾燥や鼻つまり、リフレッシュなどの効果を期待する人も多いようです。

 4位以降も「睡眠をしっかりとる」や「加湿器や空気洗浄機をつける」などといった回答が続き、「予防ワクチンの接種(17%)」や「早めに病院に行って薬を飲む(14%)」人は少数に留まりました。医療に頼るよりも、日常生活で気軽にできる方法が好まれる傾向にあるようです。(宮坂方子)

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