我が国日本は、世界に先駆けて2足歩行ロボットを実用化させた国だ。それだけ“ロボットが好きな国民性”という要素もある。
「もしも2足歩行ロボを自分で作ることができたとしたら?」
日本の男の子なら、誰しもそんなことを考えたことがあるはずだ。
だがそうした妄想は、もはや妄想ではなくなる。ロボットなど、いくらでも作れる時代が訪れたのだ。たったの1,000円で。
しかもそれは、戦闘ロボである。
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モビルスーツVSオーラバトラー!?
クラウドファンディングサイト『Makuake』において、こんなプロジェクトが紹介されている。
電動紙相撲ロボット『振動ファイター』だ。
これは、単三電池1本で作動する紙製ロボットである。マブチモーターを搭載したフレームに、ペーパークラフトの外装を取り付けるという簡単なものだ。
だが、これがなかなか奥深い、インターネット経由で手に入れる外装は種類が豊富で、中にはマニアにしか分からない機体も用意されている。それらがリングの上で戦うのだ。
何と素晴らしい発明だろうか! ギャンVSレプラカーンという、夢の対決すらも実現してしまうのだ。
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ちなみに、この『振動ファイター』を使った大会が8月に開催されるという。女房を質に入れてでも見たいイベントだ。
2足歩行ロボが我々の身近に
こうして見ると、最先端テクノロジーは決して“高価なもの”ではないということがよく分かる。
もちろん、本格的な2足歩行ロボットなどは、我々一般人とはあまり関わりのない世界にある。ドラえもんのように、いつも自分の傍らにいるというわけではない。
だが発想の転換一つで、ロボットがまさにドラえもん並みの身近な存在になり得るということが証明された。
“未来への扉”は、確かに我々のもとに近づいているのだ。
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【参考・画像】
※ 電動紙相撲ペパクラロボ!振動ファイターを作って、振動ファイトで闘おう! – Makuake
【動画】
※ 電動紙相撲ロボット 振動ファイター – YouTube