シニアの6割以上が美容に興味あり
メイクや美容に関心があるのは若い女性だけではありません。最近はシニア女性向けの美容商品も多く発売されていることから、シニア層の美容意識も高いはず。株式会社ネオマーケティングが50代〜70代の女性500人を対象に美容に関する意識調査を行いました。
美容に関する興味や関心があるか聞いたところ、「興味関心がある」と「どちらかといえばある」を合わせた割合は62.6%。年代別では60〜64歳が68.0%で最も高く、50代を上回りました。また70歳以上も61.0%と、高年齢層でも高い結果になりました。
美容に関して気にしていることでは、「ほうれい線」「肌のたるみ」が47.0%で同率トップ。「シミ(44.6%)」「肌のハリがない(32.0%)」「目元のしわ(29.6%)」と続きます。「ほうれい線」など、見た目で老けた印象を与えることが気になるようです。
7割が若者向け口紅を使用!
調査では年代別で気になることが異なることも明らかに。60〜64歳で最多だったのは、「肌のたるみ」で56.0%。最も若い50〜54歳では「ほうれい線」を気にする声が47.0%で最多。55〜59歳、70〜75歳では「シミ」が最も多くなりました。
また、10代や20代向けの化粧品やメイクに対する興味は高く、「口紅・リップグロス」を、71.0%が「使用している」と回答。「洗顔料」は68.6%、「ファンデーション」は64.8%と、ベースメイクからポイントメイクまで、幅広く使用していることがわかります。
|
|
「マスカラ」や「アイライナー」の使用率は3割程度ですが、「興味はある」と答えた人は1割を超えています。若い人のメイクトレンドに関心のあるシニア女性は多いようです。いつまでも美しくありたいという女性の想いは、年齢に関係ないということですね。(林 渉和子)
関連リンク
⇒元の記事を読む