重機メーカーが作った赤外線カメラつきスマートフォン「S60」がゴツカッコイイ

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2016年03月06日 23:41  FUTURUS

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FUTURUS(フトゥールス)

スマートフォンに堅牢さを求める方は少なからずいるかと思う。例えば、アウトドアやスポーツを楽しむ方は防水性や耐衝撃性といったスペックを重視するだろう。

また、男性の中には“オーバースペック”という言葉に、ある種の憧れを感じてしまう方もいるのではないだろうか。

そんなオトコたちにとって待望となるスマートフォンが発表された。それも、重機などを扱うキャタピラ社からリリースされる。

そのスマートフォンの名は『CAT S60』だ。

オーバースペックすぎるスマートフォン

『CAT S60』は、世界初となる赤外線カメラが搭載されたスマートフォンである。メインカメラの上にFLIR社のサーマルカメラが搭載されており、スマートフォンをかざすだけでモノに触れることなく温度を測定することができる。サーマルカメラの機能としては、50フィートから100フィート(約15〜30メートル)離れた、肉眼では見えないような熱をも可視化することができる。建設現場だけでなく、アウトドアスポーツや緊急時にも使うことができるだろう。

もちろん防塵・防水機能も完備。防水性に関しては水深5メートルで1時間沈めていても機能する程だ。水中でもカメラを使うことができる。さらに耐衝撃性に関してはこれまた男性諸君が反応しそうな“MIL-810G”規格に準拠。高さ1.8メートルからコンクリート上に落としても耐えられる、強靭な堅牢性を備えている。重機メーカーらしいスペックに心躍る方も多いのではないだろうか。

また、4.7インチの液晶ディスプレイは、耐衝撃・摩耗性に優れたゴリラガラス4で保護されている。濡れた手、あるいは手袋をしていても操作できる特殊加工がなされ、建設現場やスポーツシーンで活躍できるスペックとなっている。

バッテリー容量は3,800mAhで、OSはAndroid6.0 Marshmallowを採用。4G LTEにも対応している。

『CAT S60』は2016年2月のMobile World Congressで発表された。発売は、2016年後半に599ドル/649ユーロで販売予定とのことだ。

サーマルカメラに耐衝撃性・防水性をも備えたてんこ盛りのスマートフォン。モバイルガジェットにも“オーバースペック”を求める方には、最適の一台となることになりそうだ。

【参考・画像】

S60 – CAT

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