焼・水・蒸どれにする?中華街の名物餃子

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2016年03月13日 00:02  オズモール

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オズモール

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もともと中国では水餃子が基本。でも、懐の深い中華街では、日本人の大好きな焼き餃子ももちろんラインナップ。皮から手づくりするもちもちの水餃子にパリパリの焼き餃子、ぷるぷるの蒸し餃子などバリエーション豊かな餃子がたくさん。グルメ激戦区・中華街の中でも必食の餃子をピックアップ!

写真)北京料理 蓬莱閣の餃子コース1600円(注文は2名から)

◆北京料理 蓬莱閣の餃子コース


池波正太郎など文豪にも愛された、昭和34年創業の老舗。創業者のおばあちゃんが皮から手づくりし、水餃子だけではなく日本人好みの焼き餃子を中華街でいち早くメニューに登場させた。名物の餃子コースはビッグサイズの香ばしい焼き餃子に、ジューシーな肉汁があふれる蒸し餃子、小麦の甘さが感じられる水餃子に加え、スープと前菜も味わえる。
「山東省出身のおばあちゃんが故郷の味を再現した、肉と野菜だけのシンプル餃子。父が若い頃、友達が遊びに来ると必ず餃子を振る舞ったそうで、お腹いっぱいになってほしいという思いから餃子がどんどん大きくなったと聞きます」(王肇清さん)

◆DALIAN大連餃子基地 横浜中華街店の大連焼餃子


中華街では珍しい、古民家風の居心地のいい空間。とんこつベースのスープを練り込んだ餃子はタレなしで食べてもおいしく、定番のほか、パクチーやしそ、シイタケなどアレンジも多彩。お得なランチセットに加え、サワーや梅酒などドリンクメニューが豊富な点も魅力。
「大連で出会った羽根付き餃子を日本人好みの薄皮にアレンジしました。3種の粉をブレンドした皮は、コシがあってうまみもあり、羽根付きにすることでパリパリ感がアップ。あっさりと軽い食べ心地で何個でも食べられると好評です」(池仁司さん)

◆龍鳳酒家の広東風スープ餃子


中華街で働く料理人の常連も多く、産地直送の帆立など新鮮な素材を使った広東地方のソウルフードが味わえる。特製ソースをかけた水餃子756円はモチモチ&ツルリとした皮の食感が絶妙。裏メニューのスープ餃子は深い味わいの鶏がらスープに野菜がたっぷり。
「毎週水曜、なにが出るかわからないミステリーランチをやっていて、そこで出したスープ餃子が評判に。メニュー表にはのせていませんが口コミで知った人や食通の方からのオーダーも多く、注文があればすぐに作りますよ」(梁瀬郁瑛さん)

◆山東 一号店のセロリ水餃子と桃肌水餃子のセット


もちっとした皮とシンプルなあん、名物の水餃子は山東省出身の蘭子お母さんが故郷の家庭の味そのままに作ったもの。ココナッツをたっぷり加えたほんのり甘く、エキゾチックなタレが独特。セロリ餃子は香りよく爽やか、桃肌餃子は海鮮の自然な甘みが楽しめる。
「遠くからわざわざ来ていたのに餃子の種類が少ないのは寂しいかな?と思い、新メニューを考案しました。緑はホウレン草の皮であんにはセロリと豚肉、ピンクはビーツの皮で帆立やエビなど海鮮系のあんを包み込みました」(李家蘭子さん)

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