自分に自信が持てないのは、苦痛や責任から逃げているからだ

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2016年03月13日 22:42  新刊JP

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『一生折れない自信のつくり方 文庫版』(アチーブメント出版刊)
ニュースやネットの情報、人の言動など、人間は自分で思っているよりも周りからの影響を受けやすい。マイナスな言葉ばかりを聞いていたら、思考もネガティブになり、自信もなくしてしまう。

では、世の中の情勢や周りの環境に流されずに自信を持って生きていくにはどうしたらいいのだろうか。

15万部ベストセラーとなった本の文庫版『一生折れない自信のつくり方 文庫版』(青木仁志著、アチーブメント出版刊)は、小さな達成をコツコツと積み上げて、大きな自信を手に入れるためのさまざま秘訣を紹介する。

■自信がある人の持つ共通点とは?

青木氏によれば、自信がある人には多くの共通点が見られるという。

・数々の突破体験・成功体験をしてきている
・自分が好き
・高い自己イメージをもっている
・自立している
・よい習慣をもっている
・目的・目標をもち、毎日を一生懸命に生きている
・よい人との出会いや縁を引き寄せる力がある
・自分だけの居場所をもっている。誰にも負けない得意分野がある


たとえば、「自分が好き」ということはとても大事だ。自己愛は自分を信じることにつながる。自分の力を信じるということは、他者に依存しない、自立した人生のはじまりを意味するということだ。「自信」を「自己信頼感」という言葉に言葉を置き換えてみるとわかりやすい。自分を信じられない人間が、充実した毎日や人生を送ることは難しいだろう。「自分を信じられる人間=自己信頼感の高い人間」は、自分の行動に責任を持ち、言い訳をせず、自分の役割を強い責任感で果たそうとする。だからこそ、自分の力で生きてける人間になるのだ。

■「すべては自分が源」と考える

自立には経済的な自立と精神的な自立の2つの側面がある。この2つは表裏一体の関係であり、どちらが欠けても成り立たない。自己信頼感を高めるには、「すべては自分が源」と考えて、高い自己イメージをつくる努力をすることだ。そのために、「毎日腹筋を50回やる」など、ちょっとしたことでも自分で決めたことを日々完遂することが効果的になる。

また、自立した人生を実現するためには、長期的に物事を捉える視点が大切だ。ところが、自信のもてない多くの人は目先のことしか考えていないのだそうだ。人間は基本的に苦痛感情を避ける方向へと向かう。その結果、目先の願望ばかりを優先しがちになる。でも、それではいつまで経っても自信は形成されない。長期的視点で積極的に苦痛感情を受け入れ、自分の理想に向かって努力していく覚悟と行動力が必要だ。「今」だけを見ていたら、快適感情に飲み込まれ、本当に手にしたいものを手に入れることができずに終わってしまう。

仕事で失敗をしたり、周りからネガティブな情報を耳にしたとき、自信をなくしてしまうことよくあることだ。しかし、周りに影響されない強い自信を持つことで、自分の生き方も揺るがないものとなるのだろう。

(新刊JP編集部)

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  • 経験による積み重ねの無い自信は自惚れでしかないのだろう
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