健康食品メーカーの数が一番多い都道府県はどこ?

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2016年03月14日 12:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

「健康食品メーカー王国」は長寿でおなじみのあの県だった

 私たちの健康維持を手助けしてくれる健康食品。特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品はもちろん、納豆やヨーグルトなどの発酵食品、青汁や黒酢、ニンニクなど昔から身体にいいとされる食品など、種類も機能もさまざまです。

 そんな健康食品のメーカーは全国に多数存在しますが、「積極的に健康食品を提供している都道府県」はどこなのでしょうか。NTTタウンページ株式会社が健康食品関連の事業所数に関する独自のランキングを発表。人口10万人あたりの事業所登録数を算出しました。

 その結果、沖縄県が16.61件で最多。2位は福岡県で11.02件、3位は鹿児島県で10.85件でした。長寿県として知られる沖縄県は、食生活全般が健康的な印象。また、ウコンやゴーヤ茶、もずくなど沖縄ならではの食材も豊富です。

健康食品に適した食材が多い九州地方

 2位の福岡県、3位の鹿児島県に加え5位に熊本県が入るなど、九州は健康食品が盛んな地方と言えそう。自然環境が豊かで、ケールや酢、海産物など健康食品に適した食材が多く、焼酎や黒酢など優れた発酵、醸造技術もあります。

 健康維持や病気予防への関心は近年ますます高まり、厚生労働省の調査ではトクホの市場規模はこの10年間で倍増。一方で喫煙率が低下するなど、健康志向が統計にも表れています。健康食品の摂取率も増加し、矢野経済研究所の「健康食品市場に関する調査結果 2014」によると健康食品の市場規模は、この5年で緩やかながらも上昇しています。

 とはいえ、やはり健康づくりはバランスのとれた規則正しい食生活が第一。もし健康食品を使いたい場合は、体調や体質に応じたものを選ぶ、使用前に医師や薬剤師に相談するなどの配慮を忘れないようにしましょう。(林 渉和子)

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