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日本とEU コレステロールに関する意識の差は?

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2016年03月15日 18:00  QLife(キューライフ)

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QLife(キューライフ)

日本人は「コレステロール リテラシー」が不足している

画像はプレスリリースより

 サノフィ株式会社は、欧州動脈硬化学会が実施したコレステロールに関する国際意識調査の結果をもとに、日本とEU11か国の比較分析結果を発表しました。日本とEU11か国合わせて1万2,000人を対象としたこの調査から、日本人におけるコレステロールや心血管病に対する問題意識・当事者意識の低さと知識不足が明らかになりました。

 まず、「個人的に最も心配している疾患または健康上の問題」を聞いたところ、EUでは1位が「がん」、2位が「心疾患」、3位が「脳卒中」「認知症」となったのに対し、日本は1位の「がん」こそ同じだったものの、2位が「認知症」、3位が「糖尿病」という結果になりました。

 LDL(悪玉)コレステロール(LDL-C)は、動脈硬化を促進させる原因となり、動脈硬化が進行すると、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの心血管病を引き起こします。日本人の4人に1人が心血管病を原因に亡くなっていますが、心配している日本人は21%と、EU(39%)の約半分にとどまりました。

 また、「LDL-C値が低いと、長期的な健康に良い」ことを理解している割合がEUの48%に対し、日本は27%と、日本人のコレステロールに対する知識「コレステロール リテラシー」が不足していることが明らかになりました。

ライフスタイルの変化で、日本人の総コレステロール値は年々増加

 これらを踏まえ、りんくう総合医療センター 病院長で、大阪大学大学院 医学系研究科 総合地域医療学寄附講座・循環器内科学特任教授の山下静也先生は「ライフスタイルの変化により、日本人の総コレステロール値は年々増加しています。また、脂質異常症が疑われる日本人成人の数も年々増加。2012年には約2200万人に達しています。今回の調査結果から、日本ではLDL-Cの正しい知識が不足している実態が示唆されています。コレステロールが血中に多い状態が続くことで動脈硬化が進み、ある日突然、血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞になったり、もろくなった血管が破れる脳出血などの心血管病を引き起こしたりします。こうした動脈硬化による心血管病の予防には、LDL-Cを低下させる治療が有効です。まずは自分のLDL-C値を知ることから始め、LDL-C値が気になったら、かかりつけ医に相談し、循環器内科を受診しましょう」とコメント。

 心血管病の予防のために日本人の「コレステロール リテラシー」を上げることの重要性を訴えました。(QLife編集部)

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