炭酸飲料が好きな人は7割以上
口の中でシュワッと弾け、喉ごしも爽快な炭酸飲料。炭酸を弱めた微炭酸タイプや炭酸が多い強炭酸など種類も豊富です。これから暑くなるにつれて、水分補給のために飲む人も増えるでしょうが、健康意識の高いスポーツ愛好家たちは炭酸飲料をどう思っているでしょうか。
サントリー食品インターナショナル株式会社が週に1回以上スポーツに取り組んでいる20歳以上の男女500人を対象に、炭酸飲料に関する意識調査を実施。それによると、7割以上の人が「炭酸飲料が好き」と回答し、その割合は若い世代ほど高いことがわかりました。
ところが、スポーツ中の水分補給に炭酸飲料は「あり」だと思うかを聞いたところ、「なし」「どちらかといえばなし」があわせて78.6%。炭酸飲料好きが多い20代や30代でも、「なし」が7割を超え、年代に関係なくスポーツ中の炭酸飲料は好まれないようです。
運動部の「水分補給ルール」が影響?
スポーツ中の炭酸飲料が「なし」の理由では、「お腹が張るから」が45.5%で最多。「水やスポーツドリンクなどがあるから」「ゲップが出るから」と続きます。水分補給に適さないというより、炭酸による身体の症状がスポーツの妨げになると考えているようです。しかし、実際にはスポーツ中にも炭酸飲料を飲みたくなる時があることも明らかに。なんと49.0%がスポーツ中に炭酸飲料が飲みたくなった経験があると答えています。
また、今回の調査では、学生時代に運動部に所属していた人に当時の水分補給のルールを聞いています。「部活中の水分補給禁止」は40〜50歳代では多いものの、20〜30歳代では1割以下。炭酸飲料禁止を経験した人は、40歳以上で2割に達しています。こんな経験がスポーツ中の炭酸飲料「あり」「なし」に関わっているのかもしれませんね。(下玉利 尚明)
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