「運」すらコントロールする大富豪たちの思考法

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2016年03月22日 20:02  新刊JP

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『 MILLIONAIRE THINKING 一流の人はなぜ、そう考えるのか』(PHP研究所刊)
日々の暮らしに追われ、貯金もままならず、給料日前はいつもカツカツ。そして上がらない給料…。

 こんな生活をしている人が多い一方で、ビジネスや投資で成功を収め、お金に不自由せず暮らす富裕層もいる。彼らと自分は何が違うのか、と自問したことのある人もいるだろう。 
 『 MILLIONAIRE THINKING 一流の人はなぜ、そう考えるのか』(鳥居祐一著、PHP研究所刊)は、この「違い」に着目し、考え方や行動などあらゆることについて、成功者とそうでない人を比較し、「普通の人」が成功するために必要なことを解き明かしている。

■一流は「運」すらコントロールする
 コンサルタントとして、面談などで多くの富裕層と接してきた著者の鳥居さんは、彼らの特徴として「運」に対する扱いを挙げている。
  
 鳥居さんによると、米国の億万長者たちに、「あなたの成功の要因は何だったと思いますか?」と聞くと、多くは“Iwas lucky. I was at the right place at the right time.(自分は運が良かった。正しい時に正しい場所にいたからこそ成功できた)” と答えるという。

 この言葉には、受動的に運が向くのを待ったのではなく、「自分から運を取りに行った」という能動的なニュアンスがある。成功者達にとって、運とは自分でコントロールできるものなのだ。
 では、能動的に運を自分に向けるためにはどうしたらいいのだろうか。
 鳥居さんは、手っとり早い方法として「付き合う人を変えること」だという。「運」にかかわっているのは人間関係であり、運のいい人と付き合うことで自分の運も上向いていくのだ。もちろん、運を受け取ってばかりではなく、自分も相手に何かを与える意識を持つべきだが、積極的に運のいい人とかかわるようにすると、運気の好循環が始まるかもしれない。

■金持ちは「モノの価値」を知る
 経済的に豊かになる人とそうでない人で、顕著な違いが表れるのは「お金」への意識だ。
 彼らはどんなにお金を持っていても、必要ないものを買うことは決してない。「お金使う基準」を厳格に持っているからだ。

 その基準とは「経済合理性」である。この基準にかなうものにはお金を使う、というと簡単そうに聞こえるが、これを実践するには広く深くモノの価値を知らなければならない。合理的にお金を使えるようになるまでは、長い鍛錬が必要だろう。
 成功者は富を得る前からこうした訓練を続けているのだ。

 また、金銭的に豊かになれない人の特徴としては、「必要以上にお金を守る」ということも挙げられる。つまり、極端なまでに貯金に走るのだ。

 しかし、鳥居さんいわく、貯金とは「最低の投資」。お金を銀行に眠らせることで、目標を実現させたり、刺激的な人に出会ったりといった、未来を充実させる機会を失ってしまうとしている。

 経済的に成功する人に「お金を守る」意識は薄い。自分の快楽や欲求のための消費はしないが、学びや体験、人脈に対しては積極的にお金を使う。貯める人より、お金を正しく使い、人生の選択肢を広げていける人の元にお金は吸い寄せられることを知っているからだ。

 本書ではこの他にもさまざまなテーマについて一流の人の考え方や行動を解説している。
 お金・旅・健康・英語・食育・運をテーマに一流の人が何をどう考えているのか?興味のある方は手に取ってみると学べるものは多いのではないか。
(新刊JP編集部)

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このニュースに関するつぶやき

  • 投資ね〜、堅実が一番。運のコントロールは必要だが、その大半は運ではなくタイミング。
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