◆ 海星が前回王者・敦賀気比を撃破
第88回選抜高校野球大会の2回戦3試合が27日に行われ、秀岳館(熊本)、高松商(香川)、海星(長崎)の3チームがベスト8進出を決めた。
第1試合では秀岳館打線が爆発。相手失策もあり初回だけで8点を奪うと、終わってみれば3本塁打を含む18安打16得点。投手陣も3投手で完封リレーを達成し、投打で南陽工(山口)を圧倒した。
第2試合は古豪・高松商が、創志学園(岡山)の好投手・高田を攻略。3回に5番美濃の3点適時二塁打、6番植田理の2ランで一挙5点を奪い、5−1の快勝で26年ぶりのベスト8進出を決めた。
第3試合では海星が、前年チャンピオンの敦賀気比(福井)を2−1で撃破。序盤に試合の主導権を握ると、先発・春田、2番手・土谷の継投策がハマり、敦賀気比の反撃を1点に抑えた。
この結果、ベスト8進出チームは上記の3チームに加え、智弁学園(奈良)、滋賀学園、龍谷大平安(京都)、明石商(兵庫)、木更津総合(千葉)の8校に決定。智弁学園、滋賀学園、龍谷大平安、明石商は同じゾーンに固まっているため、すでに近畿勢の決勝進出は決まっている。
28日に行われる準々決勝の組み合わせは以下の通り。
【第9日:準々決勝】
●第1試合 智弁学園(近畿/奈良)− 滋賀学園(近畿/滋賀)
●第2試合 龍谷大平安(近畿/京都)− 明石商(近畿/兵庫)
●第3試合 木更津総合(関東/千葉)− 秀岳館(九州/熊本)
●第4試合 高松商(四国/香川)− 海星(九州/長崎)