着色汚れを落とし、歯を白くする方法

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2016年04月04日 00:02  オズモール

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オズモール

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素敵な笑顔はみんなを惹きつけるけれど、微笑んだときに見えた歯が汚れていると、幻滅されてしまったり、年齢より老けて見えたりしてしまうという調査も…。「加齢による変色や紫外線の悪影響もステイン(着色汚れ)の原因にあげられますが、ふだん口にしている食品にも注意が必要です」と、歯科医師の吉野敏明さん。

気を付けたいのは、ワインに含まれるタンニン、お茶に含まれるカテキン、ブルーベリーやブドウに含まれるアントシアニン、チョコレートに含まれるカカオマスポリフェノールなど。こうした食品に含まれる成分が、歯の表面のエナメル質を覆っているペリクルというタンパク質に結びつくと、ステインとして定着してしまうそう。

「歯ぎしりや食いしばりの強い場合は、歯ぎしりの力で歯の表面に目には見えないエナメル質の傷が生じていて、ステインが付きやすい状態になってしまいます」(同)

解決策としておすすめなのは、次の方法。


◆歯科医院で受けるオフィス・ブリーチ

オフィス・ブリーチは可視光線やレーザーを用いてひとつひとつの歯を治療するため、均一に美しく仕上がる。約1時間程度の治療で、3カ月〜半年間、白さをキープできるのが嬉しいところ。ただし、料金は上下20本で7〜10万円程度と、決して安くないのが難点。また、妊娠中であったり、虫歯や歯にひびがあったり、ホワイトニングはNGな場合もあるので、治療前によく医師に相談を。

◆自宅でできるホーム・ブリーチ

歯科医師の指導のもと、マウスピースに薬剤を入れて、歯を全体的に『ホーム・ブリーチ』を取り入れる方法も1〜2年程度、歯の白さをキープできる。自宅用の薬液は濃度が薄いため、マウスピースを1日2時間ほど装着するケアを、1〜2週間続ける必要があり、その間はステインの原因になる食品の飲食を制限する必要が。料金はマウスピースや薬剤込みで2〜5万円ほど。

◆リーズナブルなセルフケア

自分で対処したい場合には、市販のステイン除去の専用グッズやホワイトニング専用歯磨き粉、電動歯ブラシのステイン除去機能を使うという手も。

「いちばん手軽にできるのは、綿棒と研磨剤入りの歯磨き粉を使う方法。研磨剤とは、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウムのこと。歯磨き粉にある成分表をチェックしてこれらが含まれているものを選びましょう。そして綿棒に研磨剤入りの歯磨き粉を少量塗り、着色が気になる部分にあてて縦に上下に10秒ほどこするだけで、汚れが目立たなくなります」(同)

また、海外の歯磨き粉には、荒い研磨剤が含まれていることもあるので注意が必要とか。

食後にうがいをする、歯の表面を傷つけるごしごし磨きをやめるなど、日々の習慣にセルフケア取り入れて、白くきれいにした歯をキープして。





吉野敏明
医療法人社団誠敬会誠敬会クリニック会長。歯科医師・歯周病専門医。日本歯周病学会指導医。評議員。歯学博士。日本における、歯周病原細菌検査を用いた歯周治療の第一人者でもある。著著は『口元美人化計画』『デキるビジネスマンはなぜ歯がきれいなのか?』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか。

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